【CEATEC2016】外装部品を3Dプリンタで製作したホンダの『マイクロコミューター 豊島屋モデル』
ガジェット通信 / 2016年10月5日 16時30分
10月4日から7日にかけて幕張メッセで開催中の展示会『CEATEC JAPAN 2016』。ホンダは、1人乗りマイクロEVの外装部品を3Dプリンタで製作した『マイクロコミューター 豊島屋モデル』を出展しています。
『マイクロコミューター 豊島屋モデル』は、『鳩サブレ―』でおなじみの豊島屋が、地元の鎌倉での配送業務向けに利用を検討しているマイクロEV。ハトをイメージしたデザインテーマでカスタマイズした外装部品の製作に、3Dプリンタを利用しています。
ベースとなっているのは、マイクロEVの『MC-β』。自動車では、一般にフレームとボディを一体にして強度を持たせる“モノコック構造”が主流となっていますが、『MC-β』では、2輪車のノウハウを生かした“パイプフレーム構造”を採用。これにより、自由度の高いデザインで外装部品を設計・製作することが可能になります。
『マイクロコミューター 豊島屋モデル』では、豊島屋のロゴやハトのレリーフなど、凝ったデザインの部品が盛りだくさん。通常は金型を製作して試作、評価を繰り返すため製作期間がかかりますが、3Dプリンタを使うことで短期間に製作が可能になったとのこと。デザインから設計、3Dプリンタによる部品製作はカブクが担当。部品の大きさや形状に合った3Dプリンタを使い分け、複数台の3Dプリンタを空き状況に合わせて分散稼働させることで、さらに製作期間の圧縮が可能になったそうです。
金型の製作が必要なことから、これまで少量のカスタマイズ品の製造が難しかった自動車。このように3Dプリンタを活用することで、自由度の高いデザインの個性的な車が街にあふれるようになるかもしれませんね。
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