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日立初のロボット掃除機はコンパクトボディで勝負 想定価格10万円前後で11月19日より発売

ガジェット通信 / 2016年10月17日 19時0分

日立アプライアンスは、同社初となるロボット掃除機『minimaru(ミニマル)』(型番:RV-DX1)を発表。11月19日より発売し、価格はオープンプライス、店頭価格は10万円前後を想定しています。都内で開催された記者発表会では、狭い場所でもしっかり掃除できるコンパクトさが強調されました。

本体幅25cm、高さ9.2cmのコンパクトボディ

『minimaru』はシャンパンゴールドとブラックの2色で展開し、重量は約2.3kg。

本体幅25cm、高さ9.2cmという業界トップクラスの小さなボディが特徴で、テーブルやイスの脚の間、ソファやベッドなど高さが低い場所にも入り込んで掃除することが可能です。

日立調べのデータによると、テーブルセットのイス脚の間隔(n=381)は、ロボット掃除機の本体幅30cm以下の場合で約90%をカバー。ソファなどの脚付き家具(n=174)は、高さ10cm以下で約80%をカバーできるとのこと。

また、部屋の角を掃除する際も、直径が小さいほど隙間なく掃除ができると説明されました。

本体幅が小さくなったことで、当然ながら移動距離に対する掃除面積も小さくなります。その問題を解決するため、専用に独自開発した走行制御『minimaru AI』を搭載。毎秒250回の高速なセンシングによって壁や家具などの周囲状況を素早く判断し、状況に合わせて100以上のパターンから次の動作を選択します。作業効率を上げるために、走行や回転などの動作を素早くする工夫も施されています。

シンプルな機能

掃除モードは、「自動」「念入り」「スポット」から選択でき、本体表面に搭載されたサークル状のボタンに全ての機能が集約されているので操作もシンプル。稼働面積は最大約32畳、充電時間は約3時間、最大運転時間は約60分(自動モード時)となっています。

同梱するリモコンからも操作が可能です。

吸い込み口には、フローリングの溝などからゴミをかき出す“回転ブラシ”と、カーペットに付着した綿ぼこりをかきとる“かきとりブラシ”を組み合わせた独自の“ダブルかきとりブラシ”を採用。

カーペット、たたみ、フローリングなどの床質に合わせて自動で吸引力を調整してくれます。

集じん容積0.25Lのダストケースは簡単に取り外すことができ、丸ごと水洗いも可能。充電台に戻るたびに強い気流でダストケース内のゴミを圧縮してくれるプレス機能や、回転ブラシを自動でクリーニングしてくれる機能も搭載し、手入れが楽なのもポイントです。

ロボット掃除機の市場としては、国内メーカーの中でも後発となった今回の発表。2003年にロボット掃除機の技術開発を発表していた日立ですが、このタイミングでようやくお披露目となりました。

同社によると、ロボット掃除機の市場推移はこの5年間で約2.5倍に増加したものの、掃除機全体で見るとまだ全体の4%を占めるに過ぎないとのこと。搭載技術の独自開発と小型化に期間を要したと認めながらも、ユーザーのニーズに合った製品を開発することで、国内市場シェア10%を目指す意向を語りました。

『minimaru』の動作については、撮影した動画をご覧ください。

日立のロボット掃除機『minimaru(ミニマル)』(YouTube)

https://youtu.be/bbYo-SjJtWI

日立クリーナー製品サイト:

http://kadenfan.hitachi.co.jp/clean/

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