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MLBの優勝決定戦でハプニング! 投手がドローンのプロペラで指をケガして退場

ガジェット通信 / 2016年10月18日 14時30分

当たりどころが悪ければ重大なケガにつながるのかもしれない。MLBの現役投手、しかも今まさにア・リーグの優勝決定戦で投げている最中の選手が、ドローンのプロペラで負った小指のケガが原因で途中退場した。

17日、ア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦で先発出場したインディアンスのトレバー・バウアー投手は、1回・21球を投げたところで右手の小指から流血。そのまま交代することとなった。ケガの原因は、先週木曜日に彼が自前のクアッドコプター型ドローンのメンテナンスをしていたところ、突然回り始めたプロペラに小指を切り刻まれてしまったため。彼はケガをした後すぐに治療を受け、日曜日には「問題ない」と語っていたものの、試合中に傷口が開いて出血してしまった。

オモチャとして売られている小型のクアッドコプターのプロペラは、大抵はペラペラの素材でできていて、フル回転中のプロペラに指を突っ込んでもまず安全なのだが、自分で設計して3Dプリンターで製作するほどのドローンマニアだった彼のドローンは、プロペラ・モーター・バッテリーを強化した競技用ドローンで、小指ぐらいならスッパリいってしまう破壊力がある。また、競技用ではないが、日本でもよく売れているDJIの『Phantom』シリーズほどの中・大型になるとやはり危険。初心者はプロペラガードを取り付けるなどの安全対策を徹底したほうがよさそうだ。

彼の『Twitter』アカウントにある空撮動画を見れば、かなりのドローンマニアであることがわかる。大事な優勝決定戦の前にもドローンいじりを止めないとは、もはやドローンが本業で、趣味で野球をやっているレベル?

画像とソース:『MLB.com』より引用

http://m.mlb.com/video/topic/94787060/v1207201983/alcs-gm3-bauer-exits-with-finger-wound-on-tbs/?partnerId=as_mlb_20161018_66982596&adbid=788186141090418688&adbpl=tw&adbpr=18479513

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