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映画『スター・ウォーズ』シリーズ:ハン・ソロを描く単独作映画でドナルド・グローヴァーが若きランド・カルリジアンを演じることが決定

ガジェット通信 / 2016年10月27日 21時0分

ドナルド・グローヴァーよ、フォースと共にあらんことを。テレビシリーズ『Atlanta(原題)』で知られる俳優のグローヴァーが、オールデン・エアエンライクが主演するハン・ソロの姿を描く単独作映画で、ランド・カルリジアンを演じることが決まった。

同作は、映画『スター・ウォーズ』における単独作映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』と同じく、映画『Star Wars: A New Hope(原題)』より先に劇場公開が設定されている。

フィル・ロードとクリス・ミラーは、「ドナルド(グローヴァ―)のように才能あふれるアーティストが参加が決まってとても幸運です」と、語った。また、「重責を担いますが、この役柄はドナルドにとって完璧です。これで、この役を演じる俳優を探すための予算をこれ以上使わずに済みます。また我々はドナルドに対して、コミコン(Comic-Con)に参加させられなかったことを公に謝罪させていただきます」と、続けた。

このカルリジアン役のテストは数か月に渡って続けられ、オシェア・ジャクソン・Jr.、ジェイソン・ミッチェル、ヤヤ・アブドゥル-マティーンといった俳優が参加した。グローヴァーは有力候補とされていたが、共同監督のロードとミラーが10月初めに、グローヴァーとミッチェルのセカンドラウンドとなるテストを行うことを決め、結果的にグローヴァーが同役に選ばれた。

つい最近になって第2シーズンの製作が決まったグローヴァーのヒット作『Atlanta(原題)』と、ハン・ソロの姿を描く映画は、撮影スケジュール上の問題が出るという懸念があった。グローヴァーはクリエイターと脚本家たちのトップを務めていたため、脚本の執筆が(今では公になっており、3月には製作が開始される)スケジュールの重複を起こすかもしれないという不安の声があった。

複数の情報筋によると、ハン・ソロの単独作映画の撮影をするために、グローヴァーたちは『Atlanta(原題)』の脚本を保留し、2017年夏に製作の時期を移すかもしれないようだ。本紙ヴァラエティは、ゾーイ・クラヴィッツ、ナオミ・スコット、テッサ・トンプソンが女性主人公役のテストを受けたと最初に報じており、グローヴァーも同時期にテストを受けたとされていた。

タイトル未定のハン・ソロの映画は、2017年1月に製作開始する見込みだ。

元々ビリー・ディー・ウィリアムズによって、映画『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』と映画『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』で演じられたキャラクターのランドは、『スター・ウォーズ』の世界においてファンから人気のキャラクターであり、最近までは、独立した作品群に登場するのか否かは知られていなかった。

ハン・ソロの前日譚映画は、2018年5月25日に米劇場公開予定だ。

大ヒットしたシリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、2015年12月に公開され、全世界で20億ドル以上を稼ぎ出した。

グローヴァーは最近、米ケーブルTV局FXによるテレビシリーズ『Atlanta(原題)』に主演しているほか、映画『Spider-Man: Homecoming(原題)』の撮影を終えたばかりだ。

グローヴァーは、WME(ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント)、MGMT、レヴ・ギンスバーグ・アット・ギンスバーグ、ダニエルズと代理人契約を結んでいる。

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