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リメイク版映画『藁の楯 わらのたて』、リュック・ベッソンとワイツ兄弟のもとで進行中

ガジェット通信 / 2016年10月28日 16時30分

三池崇史監督による日本のスパイ・スリラー映画『藁の楯  わらのたて』が、第66回カンヌ国際映画祭でパルムドールの最終候補作となってから3年を経て、英語によるリメイク版映画として企画開発中だ。

リュック・ベッソン率いる製作会社ヨーロッパ・コープが、オール・ニッポン・エンターテイメント・ワークス(以下ANEW)、日本テレビ、クリス&ポール・ワイツ兄弟の製作会社デプス・オブ・フィールドとチームを組み、リメイク版映画の企画、出資、プロデュースを行う。

オリジナル版映画でプロデュースを手掛けた日本テレビの北島直明は、デプス・オブ・フィールドのクリス・ワイツ、アンドリュー・ミアノ、ダン・バルゴイエン、ANEWのCEOサンディ・クライマン、ヨーロッパ・コープと共に、リメイク版映画もプロデュースを手掛ける予定だ。

リメイク版映画の脚本は、クレイトン・ローゼンバーガーとカトリン・ベネディクト(映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』、映画『エンド・オブ・キングダム』)が執筆中だ。オリジナル版映画は、直近の被害者の祖父である大富豪から狙われている殺人犯を保護する任務についた5人の警察官チームの姿を描いた。

木内一裕による同名小説をもとにしたオリジナル版映画は、日本での興行収入で大成功をおさめた。

ヨーロッパ・コープの社長リサ・エルジーは、「我々は、日本のスリラー映画『藁の楯 わらのたて』のリメイク版映画を、アメリカの観客と世界的市場に届けられる見通しが立ち興奮しています」と、語った。また、「この作品は、ヨーロッパ・コープのブランドにぴったりの作品で、映画製作者たちとこの企画のために働けることを楽しみにしています」と、続けた。

ANEWは、「『藁の楯 わらのたて』は、日本の知的財産を世界に発信するとともに、先進的でクリエイティブな日本企業と著名なハリウッドの映画人たちの間に文化的な架け橋を構築するため、より強く働きかけます」と、語った。

最近のANEWの企画には、脚本家のエレン・シャンマンが脚本を手掛け、イマジン・エンタテイメントと共にプロデュースした映画『Tiger & Bunny(原題)』、マイク・メダヴォイと共にプロデュースした映画『6000(原題)』、フィールズ・コーポレーション、エドワード・ズウィック、ベッドフォード・フォールズ・プロッズのマーシャル・ハースコヴィッツと共同プロデュースした映画『Soul Reviver(原題)』、ヴァルハラ・エンターテイメントのゲイル・アン・ハードとの、東映アニメーションによるロボット・アニメ『ガイキング』の実写版リメイク映画がある。

ベッソンは現在、デイン・デハーンとカーラ・デルヴィーニュが出演しているSF映画『Valerian and the City of a Thousand Planets(原題)』、ジョン・マッデンの監督作品で、12月9日に米劇場公開するジェシカ・チャステイン主演の映画『Miss Sloane(原題)』のポスト・プロダクション中だ。

デプス・オブ・フィールドは、映画『アバウト・ア・ボーイ』、映画『イン・グッド・カンパニー』、映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』、映画『愛しのグランマ』、テレビシリーズ『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』を手掛けている。同社は最近になって、ジュディ・グリアの監督デビュー作である映画『A Happening of Monumental Proportions(原題)』の製作を終えたばかりだ。

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