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メタリックボディがクール! ブリティッシュ・アメリカン・タバコの新加熱式たばこ『glo』を吸ってみた

ガジェット通信 / 2016年11月9日 7時30分

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)が、新しいタイプの加熱式たばこブランド『glo』(グロー)を発表。世界に先駆けて2016年12月12日より仙台市でスターターキット(希望小売価格8000円)と専用たばこ『KENT』(ケント)ブランド3製品(各20本入り420円)をコンビニ・たばこ店などで発売することになりました。

2016年11月8日に都内で開かれたメディア向け発表会では、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンのロベルタ・パラツェッティ代表執行役員社長が登壇。世界に先駆けて日本で発表した理由として「世界最大の市場ポテンシャルがあり、2020年までに(電子タバコ市場が)7~8倍の急成長が期待できる上に、ユニークかつ要求水準の高い消費者の存在がある」と説明。

『glo』のコンセプトとして、「スマート」「イージー」「楽しみ」「周囲への配慮」の4点を挙げました。

会場では、漆器デザイナーの木村浩一郎氏がデザインした特別バージョンの『glo』も展示。スワロフスキーを200個使用しているのだとか。

専用たばこのラインナップは、レギュラーの『ブライト・タバコ』と数種類のミントをブレンドしたメンソールの『フレッシュ・ミックス』、氷冷感を追求した強烈なメンソール感が特徴の『インテンスリー・フレッシュ』の3タイプ。

これらのタバコは、紙巻きタバコが900度で燃焼するのに対して、最高240度で加熱。タバコヒーター(本体)で外側から温めるという構造になっています。それによって有機酸化物はほとんど発生せず、紙巻きタバコとは異なり空気とほぼ変わらないベイパーを発生。匂いが少なく、有害性物質を約90%削減することを実現しています。

メタリックボディがクールで高級感のある『glo』のタバコヒーター。ここにたばこを差し込んで、中央のボタンを押すと、振動とともにライトが点灯。1分後に吸い始めることができます。吸える時間はひと巻きで約3分間。吸い終わる約20秒前のタイミングで振動することで知らせてくれます。

吸い終わったたばこは灰が出ないので、そのままゴミ箱に捨ててOKです。

筆者も吸ってみましたが、『ブライト・タバコ』はよりダイレクトな『KENT』の風味。『フレッシュ・ミックス』もかなりメンソールが強い印象でしたが、何よりも『インテンスリー・フレッシュ』はむせる程パンチの効いたメンソール。もしかして紙巻きタバコ各種と比較しても一番強いメンソールなのではないでしょうか。

充電はUSB端子から。一回の充電で約36本吸うことができます。先行しているフィリップ モリスの『iQOS』が吸うたびに充電しなければならないのに対して、『glo』はすぐに次のたばこを差し込んで吸うことができるのが特徴といえるでしょう。

BATによると、全国発売は仙台での反響を見て検討するとのこと。

100人を超える科学者・製品開発者・研究者が開発し、過去5年間で次世代たばこへ約1000億円の開発費・マーケティング費を投入しているBATが満を持して送り出す加熱式たばこが日本の消費者に受け入れられるか、注目されます。

British American Tobacco Japan

http://www.batj.com/ [リンク]

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