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『ミッション:インポッシブル』、6作目の公開は2018年夏に決定

ガジェット通信 / 2016年11月14日 11時0分

米パラマウント・ピクチャーズが、トム・クルーズ主演の映画『Mission: Impossible 6(原題)』の公開日を2018年7月27日に決めた。

2015年7月、映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』が公開された直後に、クルーズは『Mission: Impossible 6(原題)』を製作すると公言した。

本作品は公開初週末に1億2100万ドルという具体的な興行収入を上げたため、スタジオもこの発言を強く支持した。この内訳は、米国内で5600万ドル、海外市場の40%の地域で6500万ドルであった。

クルーズは、今年4月に開催されたシネマコンにおいて、『ミッション:インポッシブル』の第6作は「より驚かせるアクションシーンやスタント、そして、愉快で心を掴むストーリーになると思う」と約束した。

クルーズは9月に『Mission: Impossible 6(原題)』の契約を終えた。パラマウントと、デヴィッド・エリソン率いるスカイダンス・プロダクションによって出資され、クルーズもプロデューサーの1人となる。

『ローグ・ネイション』は、最終的に米国市場で1億9500万ドル、海外市場で6億8200万ドルを稼いだ。パラマウントは6作目の公開を『ローグ・ネイション』と同じ7月末に設定している。

また、パラマウントはアレクサンダー・ペイン監督による、マット・デイモン主演のコメディ映画『Downsizing(原題)』の公開日を、2017年の12月22日に設定した。マット・デイモンに加えて、クリストフ・ヴァルツ、クリステン・ウィグ、ジェイソーン・サダイキス、アレック・ボールドウィン、そしてニール・パトリック・ハリスらが出演する。

『Downsizing(原題)』は、世界中に広がる多数の小人コミュニティの1つに移住するため、小さな体になるよう処理される群衆に加わったオマハ在住の男が主人公となる。ペイン監督はジム・テイラーと共同で脚本を執筆した。このコンビは、映画『サイドウェイ』でアカデミー賞脚色賞を受賞している。

さらにパラマウントは、タイトル未定の「イベント・ホラー映画」をIMAXで2017年の4月28日に、別のタイトル未定のイベント映画を2018年11月2日に公開すると発表している。

5本ある『ミッション:インポッシブル』シリーズは、すべてトム・クルーズが主役のイーサン・ハントを演じ、全体で通算28億ドルの興行収入を上げている。1億5000万ドルかけて製作した『ローグ・ネイション』は、クルーズとJ・J・エイブラムス、ブライアン・バーク、デヴィッド・エリソン、デイナ・ゴールドバーグ、ドン・グレンジャーらがプロデュースした。

本作品は、クリストファー・マッカリーがドリュー・ピアースとの共同脚本をもとに監督した。

『ミッション:インポッシブル』シリーズは、それぞれ異なる監督によって製作されている。1996年公開の1作目はブライアン・デ・パルマ監督、それ以降、ジョン・ウー、エイブラムス、ブラッド・バードが監督し、今回はマッカリーが監督を務めた。

ところが、マッカリーはすでに6作目の監督契約にサインしており、クルーズと共に脚本を書き進めている。『ローグ・ネイション』は過去のシリーズ作品からヴィング・レイムス、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグを再集結させ、レベッカ・ファーガソン演じる潜入捜査官イルサ・ファウストを新たに登場させた。数か月前、ファーガソンは6作目にも出演すると報じられている。

『Mission: Impossible 6(原題)』の公開日と同じ2018年の7月27日には、米ワーナー・ブラザースがDCエンターテイメントによるタイトル未定の作品を公開する。

クルーズのアクション映画の続編で、製作費6000万ドルの映画『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』は、公開から3週間ですでに1億1300万ドルを稼いでいる。

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