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【薬物再犯率は平均65%】清原・現在も週1で薬物依存治療中 現役時代は「グリーニー」使用 

ガジェット通信 / 2016年12月29日 23時50分

2016年2月3日に覚せい剤所持により現行犯逮捕された元プロ野球選手の清原和博氏。12月29日のTBS『ニュースキャスター』特番で約10か月ぶりにメディアインタビューに応える姿を放送。

※画像は清原氏のブログから。(現在は閉鎖中)

清原のインタビューは冒頭から、「今は普通のテレビ出演ではなく、犯罪者としてカメラの前で話させていただいていると思っている」と自戒の念ともとれるコメントから始まった。

現役時代に使用していた?

現役時代は絶対に覚せい剤は使用していなかったと否定した清原。しかし、巨人在籍当時、合法だった覚せい剤に似た成分の興奮剤「グリーニー」を使用していたと告白した。集中力が増し、身体的能力が一時的に向上するとウワサされる「グリーニー」。現在(2007年から)は、プロ野球でも禁止薬物に指定されている。

薬物を使用したきっかけは、プロ野球引退後、他の芸能界の仕事が増えたことによる、野球とは違った緊張感やプレッシャーからだったと明かした。また、2014年の離婚をきっかけに家に1人になってからさらに溺れていったと思う、と分析。逮捕後、刑事にも、土日に息子が野球をする姿を見て1人家に帰った後や、面会日の後が多い、と言われたという。

清原「『あなたは薬物依存者です』と宣告されたときはショックだった」

今は1週間に1回通院し、尿検査と心理カウンセリング、薬物の勉強といった、薬物依存から抜け出すため治療を行っている清原。

「自分は薬物依存ではない、きちんとコントロール出来ている」と思っていた清原は、逮捕後に「薬物の専門の先生から『あなたは薬物依存者です』と宣告されたときはショックだった」と言葉を詰まらせた。

ずっと両親や家族にも申し訳ない気持ちだったが、「それでも使ってしまう、怖いもの」と目を赤く潤ませながら振り返る。

番組のスタジオにいた東京大学薬学部 教授の池谷裕二氏は、「薬物は使用すると脳の神経回路が変化してしまい、それは一生直らないと言われている。気合いや根性で治せるものではない。周囲の人の助けや監視の目を利用して一生をかけて治していくもの」だと語る。

薬物犯罪の再犯率は平均で65%。年齢が上がるにつれて再犯率は上がり、50代になると再犯率は80%にものぼると池谷氏は言う。

清原は最後に「今でも手を差し伸べてサポートしてくださる方々のためにも、清原和博をやり直したい」と決意を述べた。

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