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村人の家族殺し事件多発 得体のしれぬ“よそ者”との関係は 映画『哭声/コクソン』予告編

ガジェット通信 / 2016年12月30日 23時0分

平和な田舎の村で、村人が自分の家族を殺す凄惨な事件が多発。その原因ではないかと噂されるのは、いつの間にか村へと居着いていた得体の知れない“よそ者”――。

怪しい“よそ者”を演じる國村隼が、日本人で初めて韓国2大映画賞『青龍賞』の助演男優賞を受賞するなど、期待と注目が集まっている韓国映画『哭声/コクソン』。日本では2017年3月11日に公開となる。

殺人を犯した村人たちは決まって、濁った眼に湿疹でただれた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだった。連続家族殺し事件を捜査することとなった警察官ジョングは、自分の娘に家族殺しをした村人たちと同じ湿疹があることを発見し、祈祷師に助けを乞う。しかし祈祷師イルグァンは、よそ者のことを「あいつは人間じゃないぞ。悪霊だ」と言い放つのだった。

監督は『チェイサー』『哀しき獣』のナ・ホンジン。監督は今作について、「暴力描写でスリルを与えた今までのやり方は避けたかった」と語る。予告編でも直接的な暴力描写は見られず、観る者を不安と緊張感でじわじわと追い詰めるような雰囲気が漂っている。「見ているものは本当に真実なのか?」という言葉は、今作の謎に迫る重要なキーワードになっているという。

主演は、監督の前作『哀しき獣』で注目を集め、今作が初の主演作となる名脇役クァク・ドウォン。そして祈祷師イルグァンを『華麗なるリベンジ』のファン・ジョンミンが怪演する。

映画『哭声/コクソン』は2017年3月11日よりシネマート新宿ほかにて公開。どうぞ、お楽しみに。

『哭声/コクソン』

監督:ナ・ホンジン

出演:クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ

2016年/韓国/シネマスコープ/DCP5.1ch/156分

公式サイト:http://kokuson.com/

配給:クロックワークス

(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION

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