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『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、『デューン/砂の惑星』リブート版の監督へ

ガジェット通信 / 2017年1月4日 21時0分

映画『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、SF界の別の名作に飛び込む準備をしているようだ。

情報筋が本誌Varietyに語ったところによれば、ヴィルヌーヴ監督はレジェンダリー製作の映画『デューン/砂の惑星』のリブート版を監督するため、初期段階の交渉に入っている。レジェンダリーは本件についてコメントしていない。

感謝祭の休日前、レジェンダリーはフランク・ハーバート・エステートとハーバートによるこの象徴的な小説の映画化権とともに、テレビ番組化の権利も獲得していた。

同企画では、トーマス・タル、メアリー・ペアレント、ケイル・ボイターがプロデュースを手掛け、ブライアン・ハーバート、バイロン・メリット、キム・ハーバートがエグゼクティブ・プロデューサーを務める。

遠い未来を舞台とする原作小説は、砂漠の惑星アラキスの管理を任された家族の一員、ポール・アトレイズの姿を描く。価値の高い資源の唯一の管理者として、貴族一家の間でアラキスの管理をめぐる争いが起こる。ポールとその家族が裏切られた後、ストーリーはポールがアラキスのコントロールを取り戻すために反乱軍を率いる姿を描き、テーマは政治や宗教、人間と自然の関係へとひろがる。

同小説は1984年にデヴィッド・リンチ監督によって映画化され、カイル・マクラクランが主演した。当時は酷評を受け、わずか3090万ドルの興行収入によって失敗作とみなされたが、近年ではカルト作品として再評価されている。

ヴィルヌーヴ監督がテレビ作品にも携わるかどうかは不明だが、彼はこの新シリーズの最初の作品を監督するようだ。

同監督はこれまでに3つのオリジナル作品を世に送り出し、興行収入で大成功を収める一方、批評面でも称賛を受け、賞レースの候補となった。彼の最新作である映画『メッセージ』は興行収入2300万ドルでスタートを切った。製作費4500万ドルに対し、すでに世界市場で9400万ドルを稼いでいる。

これらの成功に続き、彼はライアン・ゴズリングと刑事リック・デッカード役を再演するハリソン・フォードが出演する『ブレードランナー 2049』(2017年10月公開予定)の監督に抜擢された。『ブレードランナー』シリーズを再始動させる立役者として、リドリー・スコットからも期待されている。

彼はCAAと代理人契約を結んでいる。

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