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予告編で堪能する2016年のホラー系映画 『勝手に予告編大賞2016』

ガジェット通信 / 2017年1月7日 0時0分

2016年もオカルト・ホラーにゾンビにスリラー、コメディホラーなど、様々なホラー系映画が公開されました。そのなかから、ホラー通信の一記者が独断で選出した“優れた予告編”を勝手に褒め称える『勝手に予告編大賞』をおおくりいたします。あくまで選考基準は“予告編”のみ! もう一度観たい、今からでも観たい作品のチェックにもお役立てくださいね。

昨年の記事はこちら

しびれるワード賞

『31』(2016年10月公開)

『貞子VS伽椰子』(2016年6月公開)

予告編は短い時間の中でより作品を印象づけなければならないわけですが、この2つの予告編に盛り込まれたしびれるワードは一発で脳みそに焼き付くインパクトがありました。

狂人ピエロと命がけの追いかけっこを繰り広げるロブ・ゾンビ監督作『31』の、極悪顔のピエロが放つ「地獄でポップコーンを楽しみな」。『リング』の貞子と『呪怨』の伽椰子が激突する白石晃士監督作『貞子VS伽椰子』の、霊能者・経蔵が放つ「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ」

特に「バケモンには~」に関しては、白石監督のカラーが強く出た衝撃的なワードで、このJホラーの歴史に名を残すであろうビッグな作品で監督が一体何をしでかしたのか期待せざるを得ないパワーワードとなりました。

息が止まるで賞

『ドント・ブリーズ』(2016年12月公開)

盲目老人の家に強盗に入った若者たちが、異常な聴覚を持つ老人からの逆襲に遭うという衝撃ホラー。あらすじだけでも多くの人を惹きつけたようですが、音のコントラストで緊張感を徐々に高め、観ているこちらまで息ができなくなっていく予告編で更に話題となりました。12月16日に公開され、現在もヒット中。この緊張感は是非とも映画館で味わいたいところ。

創英角ポップ大賞

『アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ』(2016年7月公開)

殺人遺伝子によって生まれた人喰いドーナツが人間を襲う…というフザケたあらすじの今作。予告編は一応ホラー映画らしい緊張感ある効果音で始まって徐々に緊張感を高め(高まってないけど)、後半10数秒から始まるポップな主題歌で一気にユルめ、最後にババンと出るHG創英角ポップ体(フォントの名前)のタイトルロゴで完全に脱力させるこの予告編。筆者は初見でこの緩急にやられて虜になってしまいました。人喰いドーナツが跳ねたり振り向いたり噛み付いたりの可愛いシーンを惜しみなく盛り込んだところも最高ですね。

総合大賞

『高慢と偏見とゾンビ』(2016年9月公開)

ジェーン・オースティンの名作恋愛小説『高慢と偏見』の舞台を、ゾンビアポカリプスが巻き起こる世界に置き換えたマッシュアップ小説の映画化『高慢と偏見とゾンビ』。この予告編は、最初は『高慢と偏見』の予告編として始まり、途中から突如ゾンビが現れるという作りで、まるで『高慢と偏見』がゾンビウイルスに感染したかのように見せました。作品の内容を作品以上に端的に表現した素晴らしい予告編。愛と敬意を込めて、大賞を贈らせていただきます。

あなたのお気に入りの予告編、気になる予告編はありましたでしょうか。2017年もホラー映画とホラー通信をよろしくお願いいたします。

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