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ウィレム・デフォー、映画『オリエント急行殺人事件』のリメイク版に出演

ガジェット通信 / 2017年1月10日 20時30分

米20世紀FOXがスターを結集して製作する映画『Murder on the Orient Express(原題)』の出演契約に、ウィレム・デフォーがサインした。ジョニー・デップ、デイジー・リドリー、ミシェル・ファイファー、ジョシュ・ギャッド、そして映画『Hamilton(原題)』で知られるレスリー・オドム・Jrらと共演する。

デフォーは潜入捜査をする刑事のゲルハルト・ハードマンを演じる。ケネス・ブラナーは私立探偵のエルキュール・ポアロ役として出演すると同時に、監督を務める。

ブラナー、リドリー・スコット、サイモン・キンバーグ、マーク・ゴードン、マイケル・シェイファー、アディッティア・スード、そしてジュディ・ホフランドがプロデュースを担当。マイケル・グリーンが脚本を務め、スティーヴ・アスベルがFOXのために製作を統括する。

1934年に出版されたアガサ・クリスティによる小説は、著名な列車の中で起こった殺人事件を軸に展開する。ベルギー人の探偵エルキュール・ポアロは、乗客に多数の容疑者を抱える本事件の解決を任される。

アガサ・クリスティ・リミテッドのジェームズ・プリチャードとヒラリー・ストロングがエグゼクティブプロデューサーとなる。

2013年、本誌VarietyはFOXが映画『オリエント急行殺人事件』(1974年)のリメイク版の企画を進めていると報じた。1974年の作品はシドニー・ルメットが監督し、乗客だったアメリカの大物実業家の殺人を捜査するポアロ役でアルバート・フィニーが主演を務めた。容疑者役のオールスター・キャストには、ローレン・バコール、イングリッド・バーグマン、ジャクリーン・ビセット、コリン・ブレイクリー、ショーン・コネリー、ジョン・ギールグッド、アンソニー・パーキンス、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、マイケル・ヨークらが含まれていた。

『オリエント急行殺人事件』は商業的に成功し、アメリカで3500万ドルの興行収入を稼いだ。また、アカデミー賞では6部門にノミネートされ、スウェーデン人の布教者を演じたバーグマンが自身3つ目のオスカーを獲得した。

FOXはリメイク版の公開日を2017年11月22日に設定している。

デフォーは映画『グレートウォール』でマット・デイモンと共演するほか、スーパーヒーローの大作映画『Justice League(原題)』に科学顧問のヌイディ・ヴァルコ役で出演する。CAA、ジ・アーティスツ・パートナーシップ・イン・ザ・UK、サークル・オブ・コンフュージョンと代理人契約を結んでいる。このニュースはDeadline Hollywoodによって最初に報じられた。

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