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エレン・デジェネレス、トランプ大統領の入国禁止令に映画『ファインディング・ドリー』で反論

ガジェット通信 / 2017年2月2日 21時0分

ドナルド・トランプ大統領が大統領令によってイスラム教の主要7か国に住む人々の米国への入国拒否をしている件で、エレン・デジェネレスがユニークな方法で意見を述べた。

デジェネレスは、1月31日(現地時間)の自身のトーク番組で、政治的な発言はしたくないが、トランプ大統領が入国禁止令を出した後、ホワイトハウスで映画『ファインディング・ドリー』を鑑賞することについて検討したいと語った。

2016年に公開された同作は、デジェネレスが声優を務めた健忘症のオーストラリア種の魚、ドリーが、米国にいる両親を探す旅に出るストーリーだ。

デジェネレスは「宗教は分からないけれど、彼女の父親はユダヤ教みたい。でも、そんなの関係ない」と、イスラム教徒に対する入国禁止令を暗示したジョークを交えて語った。

作品では、ドリーと友達が米国に到着するが、彼らの行く手を阻む大きな壁にぶち当たる。

デジェネレスは「彼らは壁を超えなければなりませんでした。でも、信じられないことに、壁は彼らを締め出すために、何の役にも立っていなかったのです」と、トランプ大統領が計画しているメキシコ国境の壁について語った。

ドリーは国境を超えたが、家族とは離れたままだ。幸運にも、ドリーの周囲には彼女を助けたいと願う動物達がいて、その世界に入っていく。

デジェネレスは「動物たちはドリーを必要としていませんし、動物たちとドリーの間には何の共通点もありません。しかし、彼らは色の違う彼女を助けました。それは、困っている人を見たときにあなたが取る行動と同じです」と続けた。

デジェネレスは、政治的な放送が喜ぶようなキーワードを使わずに、入国禁止や国境の壁について自身の意見を述べた。ドリーは差別や巨大な壁で足止めを食らうことはないだろう。

彼女はまた、映画になぞらえたコメントでこの話題を締めた。「来週は映画『ミスター・クレイジー』で女性の権利について話し合いましょう」(デジェネレス)。

自身のコメントとは反対に、デジェネレスは、過去に政治的なメッセージを番組内で使用してきた。最近では、ゴスペル歌手、キム・バレルの同性愛者に対する差別的な発言を含む動画が広がった後、デジェネレスはバレルの出演をキャンセルした。

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