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全米発禁ゲーム『ポスタル』の3作目がついに発売! 今までの歴史を振り返る

ガジェット通信 / 2012年1月11日 19時35分


世の中にはグロテスクなゲームは数々あるが、今回紹介するゲームは全米で発禁になったという、なんとも酷い内容のゲーム。その名も『POSTAL(ポスタル)』だ。1作目はクォータービュー視点のアクションシューティングゲーム。主人公は郵便局員という設定で街中の人々を無差別虐待するというなんとも酷い内容。
銃を乱射して人を撃ちまくり、更には火炎瓶を投げて燃やすことも可能。人の悲鳴が当時ながら怖かった印象がある。このゲーム発売前から話題になっており、PCゲーム屋に97年の発売日には買いに走った記憶がある。国内限定の拡張パックも発売され、秋葉原版と道頓堀版もかなり熱い。日本語で「たすけてー」「痛いー」と騒ぐ様は残酷そのもの。キャラクターが小さくまだ描画演出の残酷さはそんな酷いものではなかった。
そして時は流れ2003年、ポスタルの続編『ポスタル2』がリリースされた。今度はクォータービュー視点ではなくFPSゲーとなり、さらに描画エンジンもUnrealエンジンを採用。前作のちっぽけなキャラクターからFPSになったことにより、残酷描写が強まったことは言うまでもない。主人公はキャンピングカーで生活をしており、奥さんから買い物を頼まれるという日常を過ごす。ミルクを買に行ったり署名を集めたりと言われたことを日々こなせばよい。しかしそんな正常プレイも数分すると飽きが来る。それが『ポスタル』である。街中の人を殴ったり銃で射殺したり更には放尿まで可能と、いきなりめちゃくちゃな展開にしてしまうことも可能。主人公が暴れ出したら街中の住民は逃げまとう。追いかけて倒しても良いしそのまま放置して正常に戻るのを待ってもいいだろう。そんなイカレた設定の『ポスタル2』は前作以上にグロゲーとして話題になった。通常チートを使わない人もこのゲームだけはチートを使いたくなる。序盤から武器が揃うからだ。とにかく滅茶苦茶度は前作以上。グロさも前作以上。お下品要素もたっぷり。
そして昨年末に海外で『ポスタル3』が発売された。開発発表からかなりの期間が経っていたものの、ようやく発売に至ったようだ。今作はFPSではなく、TPS(サード・パーソン・シューター)となり、描画エンジンはValveが開発(改良)したSource engineを採用。こちらは『ハーフライフ2』でも採用された描画エンジン。まだ手元にソフトがないのでどのようなゲームか詳細が不明だが、前作、前々作同様にグロテスクな描画が満載なゲームなのは間違いなさそうだ。もうこの際言わせてもらうと、このシリーズ作品に限って言えば、面白いとかそんなのは別格。もしかしたらつまらないのを分かっていて遊んでいるのかもしれない。正直前作も前々作も駄作だった。しかし毎回遊んでしまう自分がいる。海外のゲームレビューサイトによると凄く酷評されているというウワサも聞く。
今作は日本語マニュアル付きが1月27日に発売されるが、ゲームそのもののローカライズはされないようだ。国内で買うと3999円と安いのがせめてもの救いだろうか。ネタゲーとして買ってみるが、その感想を記事に書くのは辛い気がする。
POSTAL3 トレイラー
※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。


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