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【au発表会】スマートフォン2012年モデルはテンキー搭載の『INFOBAR』や『GALAXY S II WiMAX』『Xperia acro HD』など全5機種

ガジェット通信 / 2012年1月16日 22時15分

【au発表会】スマートフォン2012年モデルはテンキー搭載の『INFOBAR』や『GALAXY S II WiMAX』『Xperia acro HD』など全5機種
KDDIは2012年モデルのau向けサービスとスマートフォンの発表会を開催しました。「サービスとスマートフォン」と書きましたが、今回の発表は従来のように端末が主役という内容ではなく、同社が2012年に推進する『スマートパスポート』の事業構想と、それを構成するサービスの紹介に比重を置いていたのが特徴です。『スマートパスポート』の詳細は別記事でご紹介するとして、ここでは今回発表された新端末5機種についてまとめます。
●「えらべる自由」として新機種を発表
新ロゴとスローガン
「あたらしい自由が、あたらしいauからはじまります」というコピーと共に開始した今回の発表会では、「あたらしい自由。」というスローガンを掲げた新ロゴが発表されました。2012年春のサービスと製品の発表は、これにちなんで「たのしむ自由」としてスマートフォンユーザー向け月額サービス『auスマートパス』、「つながる自由」としてWi-Fiサービスと自宅用固定回線との連携サービス、「えらべる自由」としてスマートフォン新端末、「はじめる自由」として学生や若年層向けの割り引きサービスを発表しています。
5機種を発表
発表された端末はAndroidスマートフォン5機種。人気機種『INFOBAR』のテンキー搭載モデル、auでは初となるSAMSUNG電子製の『GALAXY S II』とLGエレクトロニクス製の『OPTIMUS X』、先日ドコモが発表した『Xperia acro HD』、auのみでの販売となるMotorola Mobility製の『MOTOROLA RAZR』をラインアップしています。
●コンパクトなバータイプでテンキー搭載の『INFOBAR C01』
『INFOBAR C01』を発表
最初に発表されたのは、昨年スマートフォンとして発売された『INFOBAR』のテンキー搭載モデル『INFOBAR C01』。幅の小さいバータイプで、過去に携帯電話として発売された『INFOBAR』のイメージをスマートフォンで再現しています。発売時期は2月上旬を予定。登壇したKDDI代表取締役社長の田中孝司氏は片手で使える点に触れ、「本当に使いやすうございます」と、そのサイズ感をオススメしています。
ディスプレー面
背面
補助キーがディスプレーに表示される
ディスプレーサイズは約3.2インチのFWVGA(854×480)。約804万画素のカメラを搭載します。CPUは1.4GHzの『Snapdragon』MSM8655で、バッテリー容量は1020mAh。Android OSのバージョンは2.3.5。ワンセグ、赤外線、『おサイフケータイ』に対応します。
本体デザインは深澤直人氏が担当し、中村勇吾氏がデザインしたユーザーインタフェース(UI)を搭載。UIはバータイプの本体に合わせて最適化されています。テンキーは大きくて押しやすく、従来の携帯電話に慣れたユーザー、フリック入力になじめないユーザーには使いやすそう。決定キーと方向キーは搭載されていませんが、入力画面では必要なキーを表示してくれるので、携帯電話と同様の感覚で操作できます。テンキーにはカメラのシャッターなどよく使う操作を割り当てることができ、UI同様にカスタマイズしてより使いやすいスマートフォンになりそうです。
『INFOBAR C01』主な仕様
サイズ:約W52×H130×D12.3mm(最厚部約12.5mm)
重量:約106g
連続通話時間:約370分
連続待ち受け時間:約350時間
OS:Android 2.3.5
ディスプレー:約3.2インチFWVGA(854×480)
カメラ:有効画素数約804万画素CMOSカメラ
インカメラ:なし
外部メモリー:microSDHCメモリーカード(最大32GBまで)
Eメール:対応
Cメール:対応
テザリング:非対応
Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n
Bluetooth:3.0+EDR
ワンセグ:対応
赤外線:対応
おサイフケータイ:対応
カラー:NISHIKIGOI、ICHIMATSU、KIIRO
●いよいよauでも登場『GALAXY S II WiMAX ISW11SC』
『GALAXY S II WiMAX ISW11SC』を発表
続いてグローバルモデル4機種が発表され、最初に『GALAXY S II WiMAX ISW11SC』が紹介されます。ドコモでフラッグシップモデルとして人気の『GALAXY S II』ですが、auではWiMAXに対応し、より大きな4.7インチの『HD SUPER AMOLED』ディスプレー、国内で初めてNFC(Near Field Communication)に対応など独自色を強めています。1月20日の発売を予定。
ディスプレー面
背面
手元にかけて厚みが増すフラットなデザイン
ディスプレーサイズは約4.7インチのHD(1029×720)。約808万画素のメインカメラと約207万画素のインカメラを搭載します。CPUは1.4GHzのSAMSUNG製デュアルコア、バッテリー容量は1850mAh。Android OSのバージョンは2.3.6。WiMAXに対応し、最大8台までのテザリングが可能になります。
ワンセグ、赤外線、『おサイフケータイ』には非対応ですが、NFCへの対応に注目。非接触ICカードと同等の機能を持ち、ICカードやICタグにかざしてリード、ライトが可能なほか、端末同士でデータの交換が可能になります。国内ではKDDIが初めて対応し、今後は日本航空の搭乗手続き、セブン・カードサービスの電子マネー決済、TSUTAYAやビックカメラの会員証やポイントサービス、オリエントコーポレーション、クレディセゾン、ジャックスのクレジットカード決済、大日本印刷のギフトカードやクーポンなどの対応サービスが予定されています。
『GALAXY S II WiMAX ISW11SC』主な仕様
サイズ:約W69×H133×D9.5mm
重量:約139g
連続通話時間:約670分
連続待ち受け時間:約420時間
OS:Android 2.3.6
ディスプレー:約4.7インチHD(1280×720) HD SUPER AMOLED
カメラ:有効画素数約808万画素CMOS
インカメラ:有効画素数約207万画素CMOS
外部メモリー:microSDHCメモリーカード(最大32GBまで)
Eメール:対応
Cメール:対応
テザリング:対応
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n
Bluetooth:3.0+EDR
WiMAX:対応
ワンセグ:非対応
赤外線:非対応
おサイフケータイ:非対応
NFC:対応
カラー:ノーブルブラック
●高輝度液晶搭載の『Optimus X IS11LG』
『Optimus X IS11LG』を発表
次に発表されたのは、こちらもauでは初となるLG電子製の『Optimus X IS11LG』。デュアルコアCPUと高輝度なIPS液晶を搭載するのが特徴で、田中氏は「スキー場のような明るいまぶしい場所でも見やすい」と液晶をアピールしました。1月20日の発売を予定しています。
ディスプレー面
背面
シャープで高級感あるデザイン
ディスプレーは約4.0インチ、WVGA(800×480)のIPS液晶。約800万画素のメインカメラと約30万画素のインカメラを搭載します。CPUは1.2GHzのAP25H+ MDM6600デュアルコア、バッテリー容量は1500mAh。Android OSのバージョンは2.3.7。『おサイフケータイ』、赤外線には非対応ですが、ワンセグに対応します。
ハイエンド端末ながら、幅64mmと比較的コンパクトな本体は、直線的なデザインにより高級感を感じます。着信中に本体を裏返すとミュートできるなど、独自のジェスチャーUI機能を搭載していることも特徴です。
『Optimus X IS11LG』主な仕様
サイズ:約W64×H118×D9.9mm
重量:約130g
連続通話時間:約500分
連続待ち受け時間:約250時間
OS:Android 2.3.7
ディスプレー:約4.0インチWVGA(800×480) IPS液晶
カメラ:有効画素数約800万画素CMOS
インカメラ:有効画素数約30万画素CMOS
外部メモリー:microSDHCメモリーカード(最大32GBまで)
Eメール:対応
Cメール:対応
Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n
Bluetooth:3.0+EDR
ワンセグ:対応
赤外線:非対応
おサイフケータイ:非対応
カラー:ホワイト、ブラック
●全部入り『Xperia』の最新モデル『Xperia acro HD IS12S』
『Xperia acro HD IS12S』を発表
次に発表されたのは、NTTドコモが1月10日に発表した端末のau版となる『Xperia acro HD IS12S』。au初の『Xperia』となった『Xperia acro IS11S』の後継機種になります。HDディスプレーとデュアルコアCPUを搭載し、ワンセグ、赤外線、『おサイフケータイ』、防水に対応する日本向けの“全部入り”スマートフォンです。3月中旬以降の発売を予定しています。
ディスプレー面
背面
初代『Xperia』のイメージ
ディスプレーは約4.3インチ、HD(1280×720)。約1210万画素のメインカメラと約130万画素のインカメラを搭載します。CPUは1.5GHzの『Snapdragon』MSM8660デュアルコア、バッテリー容量は1840mAh。Android OSのバージョンは2.3.7。
デザインはディスプレー面を見るとフラットですが、側面から背面にかけて丸みを帯びた形状は初代『Xperia』のイメージを残しています。印象的だったのはカメラ機能。明るいレンズの採用により自然な明るさで撮影できるほか、スリープ状態から1.5秒で起動し撮影できたり、0.5秒の間隔で撮影できる“速さ”も売りになりそうです。ちなみにロゴは「Sony」ではなく、「Sony Ericsson」でした。
『Xperia acro HD IS12S』主な仕様
サイズ:約W66×H126×D11.9mm
重量:約149g
連続通話時間:約570分
連続待ち受け時間:約330時間
OS:Android 2.3.7
ディスプレー:約4.3インチHD(1280×760)
カメラ:有効画素数約1210万画素CMOS
インカメラ:有効画素数約130万画素CMOS
外部メモリー:microSDHCメモリーカード(最大32GBまで)
Eメール:対応
Cメール:対応
Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n
Bluetooth:2.1+EDR
ワンセグ:対応
赤外線:対応
おサイフケータイ:対応
カラー:ルージュ、ホワイト、ブラック
●携帯電話で根強い人気の“RAZR”がスマートフォンに『MOTOROLA RAZR IS12M』
『MOTOROLA RAZR IS12M』を発表
最後に紹介されたのは、国内ではau独占モデルとなる『MOTOROLA RAZR IS12M』。携帯電話で日本でも人気を博した『MOTORAZR』のスマートフォン版となる、デュアルコアCPU搭載のハイスペックながら薄型でスタイリッシュな製品です。田中氏は「胸ポケットに入れても気にならない」とその薄さをオススメしています。3月上旬以降の発売を予定。
ディスプレー面
背面
薄さが印象的
ディスプレーは約4.3インチ、QHD(960×540)の『SuperAMOLED Advanced』を搭載。約800万画素のメインカメラと約130万画素のインカメラを搭載します。CPUは1.2GHzのOMAP4430+MDM6600デュアルコア、バッテリー容量は1780mAh。Android OSのバージョンは2.3.6。
手に取るとその薄さが印象に残りますが、それでもスペックを犠牲にせず、かつ大容量バッテリーを搭載している点が注目できます。オプションのドックと組み合わせてパソコンのように利用できる『Webtop』機能やSNSを一元管理する『MOTOBLUR』は『MOTOROLA PHOTON』同様に利用可能。機能の詳細は同日に開催されたMOTOROLAの発表会レポートでお届けします。
『MOTOROLA RAZR IS12M』主な仕様
サイズ:約W69×H131×D7.1mm
重量:約127g
連続通話時間:約580分
連続待ち受け時間:約220時間
OS:Android 2.3.6
ディスプレー:約4.3インチQHD(960×540)
カメラ:有効画素数約800万画素CMOS
インカメラ:有効画素数約130万画素CMOS
外部メモリー:microSDHCメモリーカード(最大32GBまで)
Eメール:対応
Cメール:対応
Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n
Bluetooth:4.0LE+EDR
ワンセグ:非対応
赤外線:非対応
おサイフケータイ:非対応
カラー:シャドーブラック、グレイシアホワイト
以上が今回発表された新製品5機種。特徴ある製品を幅広くラインアップしており、iPhoneやWindows Phoneも含め「えらべる自由」を印象づけます。新機種の実機は17日から東京・原宿のKDDIデザイニングスタジオ、名古屋・栄のau NAGOYAで展示される予定なので、いち早く新機種をチェックしてみたい方は足を運んでみては。
CMキャラクターもゲスト出演
発表会では1月21日から放映される「あたらしい自由。」のCMキャラクターを務める井川遥さん、伊勢谷友介さん、剛力彩芽さんがゲストとして登壇。「2012年の抱負は?」の質問に井川さんは「創る自由」、伊勢谷さんは「生み出す自由」、剛力さんは「伝える自由」とフリップで回答し、最後に田中氏が「おきまりで」とコメントを添えつつ「あたらしい自由」とキャンペーンスローガンを披露するオチをつけるなど、和やかなムードで今後のauをアピールしていました。
この日発表されたスマートフォンユーザー向け月額サービス『auスマートパス』の発表については別記事でレポートします。初めて記者発表に出席した新人記者の取材体験記でも概要について触れているので、あわせてご覧ください。
参考記事:
記者発表会初取材! 『au発表会 2012』に行ってきました
http://getnews.jp/archives/162581


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