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映画『ザ・フライ』のリメイク版、FOXがジャスティン・ディラード監督と交渉中

ガジェット通信 / 2017年3月16日 23時0分

米20世紀FOX は、1986年に公開した象徴的なホラー映画『ザ・フライ』のリメイク版を開発しており、映画『Sleight(原題)』で脚本と監督を務めたジャスティン・ディラードと交渉中だ。

契約が成立した場合、ディラードは脚本をアレックス・テウラーと共同執筆し、監督を務める見込みだ。2016年のサンダンス映画祭で『Sleight(原題)』がプレミア上映されると、ブルームハウスとWWEが世界配給権を獲得した。これはブルームハウス内の組織であるHH・ティルトが4月28日から米劇場公開する。

1958年に公開したオリジナル版映画『ハエ男の恐怖』は、デヴィッド・ヘディソン、パトリシア・オーウェンズ、ヴィンセント・プライス、ハーバート・マーシャルが出演した。同作は、物体を移動させる装置に1匹のハエが入り込んだことでハエ人間になってしまった科学者に焦点をあてた物語だ。カート・ニューマン監督による同作は、ジョルジュ・ランジュランの短編小説『蝿』を原作としている。

その後、1986年にデヴィッド・クローネンバーグ監督によるリメイク版『ザ・フライ』が公開された。同作はジェフ・ゴールドブラムとジーナ・デイヴィスが共演し、ゴールドプラム演じるキャラクターが、徐々に人間から巨大なハエへと変貌するというものであった。同作はクローネンバーグ監督のキャリアの中でも6000万ドルを売り上げるヒット作となり、第59回アカデミー賞ではメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。

現在ディラード監督は、ブルームハウスによるホラー・スリラー映画『Sweetheart(原題)』のプリプロダクション中だ。ディラード監督とテウラーが共同で脚本を執筆し、カーシー・クレモンズが主演する。

ディラードとテウラーはCAA、サークル・オブ・コンフュージョン、レヴ・ギンズバーグ弁護士を代理人としている。このニュースはDeadline Hollywoodが最初に報じた。

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