『Google+』の限定公開について気をつけるべきこと

ガジェット通信 / 2012年2月7日 15時30分


いまさらながら、『Google+』を利用するうえで注意しておいた方がいいなーとボクが思っていることのなかで、限定公開の仕様についてまとめてみます。以前書いた「Google+を始めたばかりの人が自分の身を守るため気をつけた方がいいこと」* の補足です。
*「Google+を始めたばかりの人が自分の身を守るため気をつけた方がいいこと」2012年01月18日『ガジェット通信』
http://getnews.jp/archives/163110
『Google+』は『Facebook』や『mixi』と違って相互承認制ではないため、(1)相互にサークルへ入れている状態 と、(2)片方だけがサークルに入れている状態と、(3)どちらもサークルに入れていない状態というのがあり得ます。
さて問題です。トップの図のような関係になっていた時に、ボクが“テスト”サークルだけに向けて限定公開の投稿をしたら、(1)と(2)にはそれぞれどのように表示されるでしょう?
ボクの投稿は、(1)のストリームには流れますが、(2)のストリームには流れません。要するに、『Google+』の仕様としては自分の見たい情報発信者だけをサークルに入れるというのが原則になっているので、いくらボクが(2)へ向けて投稿しても、(2)がボクをサークルに入れなければ(2)のストリームには流れないため、まず読まれることはありません。
ただし、(2)がボクのプロフィールページを見れば、その投稿を見ることができます。

つまり、(2)が自分の意思でボクの投稿を確認することは可能なのです。
では、ボクが(2)へ向けて [通知付きの投稿] や@付きのコメントを送ったらどうなるでしょう?
これは、(2)の [あなたやあなたの投稿にアクセスできるユーザー] の設定がどうなっているかに準拠します。[通知をあなたに送信できるユーザー] は、初期設定では [友だちの友だちサークル] になっています。
この設定のままになっていれば、あとはサークル関係に準拠します。ボクがサークルに入れている人のうち誰かが1人でも(2)をサークルに入れ、それをプロフィールで公開していれば、(2)に通知が届きます。
もちろん(2)の設定が [全ユーザー] になっていれば、(2)にはどんな通知も届きます。逆に、(2)の設定が [あなたのサークル] になっていれば、(2)はボクをサークルに入れていないので、ボクから(2)への通知は届かなくなります。
ただし、もし(2)の [あなたの一般公開の投稿にコメントできるユーザー] が、初期設定の [全ユーザー] のままになっている場合、ボクは(2)の一般公開投稿へコメントできますし、(2)にそのコメントの通知も届きます。
通知に関しては、無視すればいいので大きな問題ではないかもしれません。でも、ロックしていない投稿の場合、勝手に公開範囲を変えられてしまう危険性があります。これは前回の記事でも書いていることですね。
例えばさきほどボクが“テスト”サークルに送った投稿で、(1)が、ボクとは全く関わりのない(3)へ@付きでコメントを送ったとします。すると、(1)と(2)だけに限定公開したはずの投稿が、(3)にも公開されてしまいます。これは再共有も同じことです。
ポイントは、防ぐ手段があるのに使っていない以上、勝手に再共有されるたり公開範囲を変えられたとしても、泣き寝入りになってしまうのです。要するに嫌な話ですが、「予防できるのに、しない奴が悪い」ということなのです。
さて、限定公開の仕様の話に戻ります。この“テスト”サークルに、ボク自身が後から、今まで関わりのなかった(3)を入れたらどうなるでしょう?
(3)のストリームには、過去に“テスト”サークル限定で公開した投稿は流れません(さかのぼっても出てきません)。でも、(3)がボクのプロフィールページを見ると、過去の投稿を見ることができます。だから、もし仮にボクが過去に(3)の悪口を“テスト”サークル限定で言ったことがあったとして、それをすっかり忘れて(3)を“テスト”サークルに入れてしまったら、そして(3)がボクの過去発言をさかのぼって確認したら、ボクが(3)の悪口を言ったことがバレます。
では、ボクが“テスト”サークルから(1)を外したらどうなるでしょう?
(1)のストリームには、過去に“テスト”サークル限定で公開した投稿はそのまま残ります。(1)をサークルから外しても、ボクの過去発言は見られる状態のままなのです。だから、もし仮にボクが、(1)にはもうボクの投稿を過去も未来も一切見せたくないということであれば、ブロックするしかありません。
世の中には、マナーとかモラルという言葉をよく知らない人がたくさんいます。例えば「マルチポストは Google の規約で禁止されていないからスパム行為ではない」という強弁をするような人もいるのです。また、ここまで述べてきたような限定公開の仕様をしっかり理解していたとしても、人間だからうっかりミスというのもあり得ます。意図せず自らバラしてしまう可能性だってあり得るのです。
だから、ネットでないしょ話は、極力避けたほうがいいですよ。
※この記事はガジェ通ウェブライターの「鷹野凌」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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