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カメラの祭典『CP+ 2012』開催 Nikonの『D800』に注目が 『5D MarkIII』は未定

ガジェット通信 / 2012年2月14日 18時30分


毎年この時期に行われるカメラの祭典『CP+(シーピープラス)』が2月9日から行われた。このイベントでは各社カメラメーカーや印刷メーカーが最新機種や技術を出展するというイベント。カメラファンにはたまらないイベントとなっている。そんな『CP+』にガジェット通信も行ってきたのでレポートをお届けしたい。
※全ての写真をご覧になりたいかたはこちらからご覧下さい。
開催された場所はパシフィコ横浜で、みなとみらい駅から徒歩10分程。今年の目玉はなんと言っても発表されたばかりのニコンの『D800』シリーズ。同社のプロフェッショナルカメラ『D4』との比較や、『D800』のフォトライブラリ、更には内部パーツが公開されていた。36.3メガピクセルという驚異の画素数を誇る『D800』だが、イメージセンサーユニットはごくわずかな大きさ。また36.3メガピクセルもの画像を処理するのに採用されたのは、新画像処理エンジン『EXPEED3』だ。





そしてそのお隣のブースはライバルであるキヤノン。残念ながら新機種の発表はなかったが、こちらもニコン同様に人気ブースであった。キヤノンはコンパクトデジカメのWiFi搭載モデルをライトユーザーに推していたようだ。記者がブースのスタッフさんに「『5D MarkIII』の発表やリリースはいつか?」と聞いたところ「全てこらえられない」という返事が返ってきた。記者が使っている『5D MarkII』もそろそろガタがきたのでここで凄いのを発表してほしいものだ。


パナソニックのブースではWiFiでの遠隔操作が可能なモデルがテスト出展されていた。こちらはAndroidなどのスマートフォンでカメラを操作することが可能。シャッターからズームまでスマートフォン越しに可能なので、集合写真を撮影する際に被写体になりながら撮影することが可能。現段階ではインターネット越しでの撮影やプレビューはできない。




カシオのブースではハイスピードムービーが撮影可能な『FC200S』のデモンストレーションが行われていた。こちらゴルフ向けハイスピードカメラで最大1000fpsという驚異的なコマ数を撮影できる。その分暗くなると言う弊害もあるが、屋外での撮影なら問題なく撮影出来るだろう。こちら実際にスイングモーションの確認が可能でスイングに有効なラインが表示されることにより、どこが悪かったのか自己分析することが可能。そのほか『TR100』のイベントも行われていた。



まだまだお伝えしたいことがあるが、残りは続報記事でお届け。『CP+』はカメラ愛好家だけでなく、入門者でも十分に楽しめるイベントなので来年開催時に行ってみてはいかがだろうか? 今年の『CP+』来場者は6万5120人と、昨年の4万9368人よりも1万5752人増加している。また最も入場した日は3日目の2月11日(土)で2万2408人となっている。来年も同時期に開催予定となっている。
※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。


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