『辛くない七味』は本当に辛くないのか? 思う存分ふりかけてみた

ガジェット通信 / 2017年4月4日 20時0分

日本三大七味のひとつ

七味好きで知らない人は居ないと言われている七味ブランド『八幡屋磯五郎』、長野・善光寺のすぐ近くにあるこちらのお店では1736年の創業以来、280年以上も七味とうからしを作り続けています。(そう、こちらでは“とうがらし”じゃなくて“とうからし”なんです)

『マツコの知らない世界』でも“日本三大七味”の一つとして紹介されていました。

そんな『八幡屋磯五郎』気づけばメキメキとラインナップを広げております。

おなじみ『七味』、『一味』、激辛一味の『BIRD EYE(バードアイ)』、焙煎加工の『深煎七味』、『ゆず七味』、『山椒七味』、果てはカレー用の『七味ガラムマサラ』と、多様性抜群。

筆者、生まれ育ちが善光寺や『八幡屋磯五郎』の近所なのですが、小さいころにはこんなに種類が無かったように思ってます。先日も帰省した折に『八幡屋磯五郎』の店先で商品を眺めていたら……「あれ?こんなのあったっけ」という商品を発見。

“辛くない七味”って何よ

僕はそこそこ地元びいきですし、多彩なラインナップの『八幡屋磯五郎』商品はだいたい持っています。磯五郎は種類が多くても味の良さやコンセプトがはっきりしているので良いなぁ、と思っていたのですが、これは何ですか。

『辛くない七味』。

『辛くない七味』て! 七味が辛くなくてどうするんですかァ! どうした! どうした磯五郎!

……気を取り直して、商品を観察してみます。

見た目は、完全に磯五郎の七味そのもの。赤い!もう見た目で辛い。

香りも、いつもの香ばしい七味と相違ないです。香りだけで反射的に辛そう!って思ってしまいます。

成分は……

唐辛子、陳皮、胡麻、麻種、紫蘇、山椒、生姜(一部にごまを含む)

なるほど、七味の材料そのものですね。

実食! 誰かに怒られるレベルまでかけてみる

七味と言えば、なんでしょう。長野県民としては、そば(冷たいのも温かいのも)と言いたいところなのですが、一般には焼き鳥とか丼ものでしょうか。

そんなわけで、最初は焼き鳥です。

美味しそうな焼き鳥、まずはこのまま味見をするところですが、七味、かけてみます。食べる前にいきなりかけて、怒られるやつです。

かけすぎです。辛さで元の味わからないだろ!って怒られるやつです。さらに、実際に食べた人も「こんなにかけなければよかった」って後悔するやつです。

おそるおそる食べてみると……辛くない! 七味を構成する成分が香ばしさだけを残し、肉の旨味を引き立たせています。(作例はかけすぎですが)

これであれば、焼き鳥の美味しさと、スパイスの美味しさが両立できているように思います。

お次は牛丼。丼ものにかける七味もいいものですよね!

かけすぎです。辛さで元の味わからないだろ!て怒られるやつです。店主か同行した人か両親か兄弟に怒られるやつです。

経験則から「これ食べたら後悔するパターン」だって、脳がわかってます。

おそるおそる食べてみると……やっぱり辛くない! てか、ああー、美味いぞ、コレ。辛み成分が無いと、香味のふりかけとして作用します。複雑な香りの組み合わせで、食べる箇所によって味わいの変化を楽しめます。

辛くない七味に意味はあった

改めて、手のひらに載せて舐めてみました。今までじっくりと味わったことがない磯五郎の七味が、どんな味わいなのか落ち着いて確かめることができます。

なるほど、七味って日本のハーブ調味料なのだなあ、としみじみ思いました。

辛いもの好きな人はもちろん、辛いものが苦手な人も、一度『八幡屋磯五郎』試してみてください。

※繰り返しますが、記事のはかけすぎ。

根元 八幡屋礒五郎

https://www.yawataya.co.jp/

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