近未来的!世界初『浮遊球体ドローンディスプレイ』をドコモが開発
ガジェット通信 / 2017年4月18日 7時35分
空飛ぶディスプレイが実現します!しかもディスプレイは球体で、ドローンとして操作可能です。
4月17日(月)、NTTドコモ(以下、ドコモ)は360度全方位に映像を表示しながら飛行する、世界初の『浮遊球体ドローンディスプレイ』を発表しました。
『ドコモ・ドローンプロジェクト』を推進するドコモが開発した浮遊球体ドローンディスプレイの特徴は、LEDの光の残像を用いたディスプレイ表示にあります。
球体の輪に当たる部分のフレームにはLEDが取り付けられており、その内側にはドローンが入っています。飛行時には、輪のLEDフレームが高速で回転します。浮遊球体ドローンディスプレイでは、高速回転で生み出される光の残像を映像の表示先として活用しています。
従来、ドローンの周りに球形ディスプレイ表示を行うには、ディスプレイがドローンのプロペラの空気の流れを断ち切ってしまうという課題がありました。また、ディスプレイ搭載による重量の増加も難点でした。
ドコモでは球面にLEDを単に埋め込むのではなく、高速回転による残像を用いることで空気の流れと重量の問題をクリアし、空中浮遊する球体ドローンディスプレイの開発を初めて成功させました。
球体は内蔵されたドローンを操作すると、任意の場所に飛行させることが出来ます。
展示会等で宙に浮かべ、球体を超ハイテクアドバルーンのように利用したり、スタジアムやコンサートホールで行われる音楽ライブでのダイナミックな演出に用いるといった積極的な活用への期待が膨らみます。
浮遊球体ドローンディスプレイは、2018年度の商用利用を目指した展開を行っていくとのことです。
来年度以降の展開に先駆け、浮遊球体ドローンディスプレイは4月29日(土)より幕張メッセで開催される『ニコニコ超会議』の『NTT ULTRA FUTURE MUSEUM 2017』への出展が決定しています。
『NTT ULTRA FUTURE MUSEUM 2017』では、NTTの研究所のAI(corevo)、映像、音響、振動に関するテクノロジーのデモンストレーション等が企画されており、浮遊球体ドローンディスプレイは展示の一環として、場内でデモ飛行を予定しています。
浮かんで映る、近未来チックなドローンディスプレイが作り出す全く新しい空間をいち早く体験したい方は、幕張メッセに足を運んでみてはいかがでしょう。
■公式プレスリリース
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2017/04/17_00.html
NTT ULTRA FUTURE MUSEUM 2017
http://www.ntt.co.jp/news2017/1704/pdf/170417b.pdf
(九十現音)
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