とある企業のIR情報がファンキー過ぎた

ガジェット通信 / 2012年3月2日 17時45分


“企業のIR情報”と言われると思わず「あ、そういうの興味ないんで」と避けてしまいそうになるのは、きっと私だけではないはずだ。
しかし先日、とある企業から、衝撃的なIR情報がリリースされたのを発見した。
その衝撃的な内容から『Twitter』や『Facebook』でも徐々に話題になっている様子なので、食わず嫌いをせず、是非皆さんにも見ていただきたい。
とある企業というのは“株式会社Green romp”。ご存知の方もいるかもしれないが、『Arrow』という新型SNSを展開している会社である。
この『Arrow』というサービス 、知らない誰かから絶対に自分の発言に返事が来るという、ユニークなもので、昨年から爆発的にユーザー数を伸ばしていたのだが、それを運営しているGreen rompから発表されたIR情報は、非常に斬新なものであった……。
以下私のコメントを入れながら抜粋していく。


株式会社Green romp(東京都新宿区、代表取締役社長:野田 貴大)は資本金1000万に満たないITベンチャーとして、大幅な赤字470万で今期を終えました。(中略)会員数は順調に推移するものの、収益を広告費に頼っていたため収入が伸び悩み、初年度にして資本金の半分以上を使い果たす、という大幅な赤字で2期目を迎えます。

まず出だしからこの調子である。えぇぇ、こんなネガティブなリリースあるんだぁ、と思いきや、この後に続く代表取締役の発言内容もすさまじい。

◇決算に関しての見解
出納帳を見た時は目を疑った。
もういい大人なのによくここまで赤字を無視して期末を迎えたな、と。

無責任(笑)。この代表取締役の無責任発言からスタートし、この後どんどん代表取締役の愚痴が続いていく。

◇「Arrow」運営を振り返って
(前略)Arrowはユーザーのアクティブさが強いため、ものすごくサーバー代がかかるサービス。無料サービスどころかむしろ、ユーザーに対してお金を払って使ってもらっているくらいの感じが否めない。とはいえ、クレームは多数いただく。「ほんと、ふざけんなよ!こいつ!」と思うこともある。(後略)

こんな正直な感想を書くIR情報がかつてあっただろうか。
確かにウェブサービスは無料が当たり前で、それなのに何か問題があるとすぐサービス提供者側に文句を言いたくなってしまうことが多いが、サービス提供者側からこんなに忌憚(きたん)ない意見を言われると、ユーザーの一人として思わず「なんかすんませんでした……」と 思ってしまう。
そして、今後のサービス展開として『Facebook』を使ったログイン機能が加わるらしいのだが、逆に「なぜこれまで『Facebook』ログインを使ってこなかったのか」という点についてのコメントには目を疑った。

サービス開始当初、『“Arrow”はFacebookを越えサービスにする!そのためFacebookの枠内でやってはいけない』と考えていた。今となってはただのバカだったと反省している。Facebookを越えるためにFacebookの便利な機能を使わないというのは、完全な中2病であった。一方で私の隣で『そうだ、その通り!』と発言していた副社長にも責任があると考えている。

一方で私の隣で『そうだ、その通り!』と発言していた副社長にも責任があると考えている。
突然の副社長バッシングが最後にしれっと書き加えられているのだ。
このリリースがネタなのか本気なのかは定かではない。が、タイトルや体裁を見るに非常にまじめに書かれているので、「まさか……これは本気なのか?」と思えてしまう。
本当にこのままの内容が公式にリリースされた、というのがなんとも衝撃的であった
ちなみに『Arrow』はもうすぐ新機能が加わる予定。“リアルの友人の多さに関わらず、たくさんの人に自分の声が届くサービス”とのことなので、記事を書く私としても今後注目していきたい。
『Arrow』
http://www.arrow-arrow.com/
画像:『PRNews』より
http://prnews.jp/view/1838/
※この記事はガジェ通ウェブライターの「da」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?


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