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トンカツ・メンチカツ・エビフライを一度に! 福井のソウルフード『ヨーロッパ軒』で「3種盛スペシャルカツ丼」を食べてきた

ガジェット通信 / 2017年5月11日 19時30分

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「福井といえばカツ丼」。知人におススメを聞いたところ、そのような答えが返ってきました。福井市を中心に店舗を展開している『ヨーロッパ軒』は一度は食べておくべきと力説された筆者は、福井市役所近くにある『ヨーロッパ軒』の総本店を訪れることにしました。

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カツ丼の歴史を紐解くと、ドイツで料理修行をした高畠増太郎氏が大正2年(1913年)に東京・早稲田鶴巻町でソースカツ丼を売り出したことが端緒とされています。その後、大正12年(1923年)の関東大震災で被災したのを期に郷里・福井に帰り、現在の地・片山通り沿いに『福井ヨーロッパ軒』をオープンさせたといいます。つまり、ここがソースカツ丼の発祥の店であり、丼飯好きならば一度は訪れる価値があるのです。

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元祖とも言える「カツ丼セット」(1080円)を頼んでもよかったのですが、ここは贅沢に「3種盛スペシャルカツ丼セット」(1280円)を。トンカツのほか、メンチカツとエビフライが丼に乗っており、サラダと味噌汁とお新香が付いてきます。ソースが丼にかなりかけられているにもかかわらず、お好みで漬けて食べられるように別皿で供されているあたり、福井の人は濃い目にする人が多いのでしょうか。

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3種の揚げ物に白いご飯。そこにソースをかけたといういたってシンプルな丼。特筆すべきは、トンカツもメンチカツも肉と衣がともに薄めに仕上げられているところでしょうか。重すぎず軽すぎず、ソースでしっとりさせてよく馴染むのが印象的でした。ウスターソースをベースにしているというソースはまろやかさを感じさせる味で、塩っぱさがほとんどなく、ご飯ともよく合います。

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特筆すべきは独特の形のエビフライでしょう。トンカツとメンチカツとサイズを合わせるためか、エビが二匹入っています。プリっとした歯ごたえが良いアクセントになっていて、それがパン粉で揚げられた衣とのハーモニーを楽しむことができます。老舗らしい揚げ物の技を感じさせる一品でした。

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筆者は休日の16時台にお店に入ったのですが、その時点でも店内はほぼ満席に近い状態。県内外からの来客が多いというのも頷けます。

さまざまな著名人からの色紙が所狭しと飾られているのも人気店である証拠。それでいてテレビが流れ、カウンター席もあるという庶民的な雰囲気が漂っているのも「福井のソウルフード」であるゆえんでしょうか。

いずれにしても、カツ丼好きならば一度は訪れたい『ヨーロッパ軒』。福井に行く機会があるという時には立ち寄る時間を作ることがおススメです。

ヨーロッパ軒総本店

住所:福井県福井市順化1-7-4

TEL:0776-21-4681

営業時間:11:00~20:00

定休日:火曜日

ヨーロッパ軒総本店(公式ホームページ)

http://yo-roppaken.gourmet.coocan.jp/ [リンク]

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