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人間の目の錯覚って不思議 紙と鉛筆だけで描くトリックアートがまさにイリュージョン

ガジェット通信 / 2017年5月15日 17時0分

トリックアートと言うと観光地の美術館を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。SNSの隆盛も手伝い、世界中のアーティストが人間の目の錯覚を利用したトリックアートをインターネット上で発表しています。トリックアートをモチーフとした『Monument Valley』というゲームアプリがヒットしたことも記憶に新しいところです。

「ピサの美術学校を卒業後、フィレンツェで建築を学び、現在はフリーのグラフィックデザイナー」であるイタリアのアーティスト、Alessandro Diddi氏も自身の作品を『deviantART』で公開しています。「数ある芸術的表現の中で一番興味をそそられるのが錯視」という同氏の作品はシンプルに紙と鉛筆だけ(時に小道具)で描いたトリックアートが中心です。同氏によると、「1つの作品を完成させるのに絵の描き方、写真を撮る角度、照明の当て方といった現実的な要因、人間の脳がどう錯覚するかといった心理的な要因の2つが複雑に関係してくる」そうです。百聞は一見にしかずということで、まずはご覧あれ。

映画『エイリアン』のデザイナーとして有名なH・R・ギーガーへの追悼作品

いまにも紙から大空へと飛び立っていきそうな鳥

チューブライディングするサーファー

壁の中

コップの中の金魚

炎を吐くドラゴン

同氏に自身でお気に入りの作品はどれか訊ねてみたところ、「全ての作品は研究という長い道のりにおける歩みの1つ1つなのでそれぞれが重要ですが、しいて言うならば実際に燃えている火を使った『炎を吐くドラゴン』は気に入っている作品の一つ」という回答が返ってきました。

気になった作品をいくつか紹介しましたが、興味があれば以下のリンクから全ての作品が閲覧可能です。

http://alessandrodiddi.deviantart.com/gallery/[リンク]

画像とソース引用:http://alessandrodiddi.deviantart.com/gallery/

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