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少女の本能が爆発して暴走する!? 『pays des fees』2017秋冬コレクション「増殖する肉体」が怖カワイイ [オタ女]

ガジェット通信 / 2017年7月6日 19時0分

デザイナーのりむさんによる独特なコンセプトがコアなファンを集めている東京・中野ブロードウェイにショップを構えるブランド『pays des fees』(ペイデフェ)。2017秋冬コレクションのテーマは「増殖する肉体」。今回はアーティストの松下まり子さんをフィーチャー。かわいさの中にさまざまな感情が渦巻く少女の心を表現しています。

「生命力が過多で、有り余って肉体イメージが肥大していく感覚があって、松下まり子さんの油彩に同じイメージを感じたところからスタートしました」とりむさんが語る今回のコンセプト。女子が「自己愛を確認しやすい状態にする。肯定的な行動です」というだけあって、その強い色彩が印象的なコレクションとなっています。

『ペイデフェ』が得意とするトレンチコート(39000円・税込)は、羽化したばかりの蟻をイメージした薄めのブルーと、枯れ葉に擬態した蛾のベージュの2色がラインナップ。裏地に自由に飛ぶ蛾が、少女の開放を想起させます。

松下さんとコラボレーションした理由について、「少女の本能が暴走して爆発しているような強い力に共感しました」というりむさん。とりわけ、松下さんのドローイングを大胆に刺繍した“紅い刺繍シャツ”(19000円・税込)は、血肉を想起させる絵がインパクト大です。

ベロア素材で着やすそうなワイドパンツ(19000円・税込)。大きなポケットとグレーとグリーンのコントラストが印象的。ウェストの両サイドがベルトで調節できるようになっているとのこと。トップスをインして着るとより映えそうです。

「触覚の花嫁」と題された刺繍ワンピース(27600円・税込)。こちらも松下さんのイノセントな少女画をひなぎくが円で囲っていて、これ一枚で着こなしたいところ。袖口のボタンがロゴと蟻が型押しされているというのも『ペイデフェ』らしい一着です。

中野の本店のほか、Webサイトや全国のセレクトショップで2017年8月6日まで予約受付をしている新コレクション。このほかのアイテムも個性が光るものばかりが揃っているので、気になる人はサイトのルックブックをご覧になってはいかがでしょうか。

pays des fées 2017-18 Autumn/Winter collection [増殖する肉体]

http://pays-des-fees.com/?mode=f1 [リンク]

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