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『LINE』に「地獄です」という文字…… 大手居酒屋チェーン店勤務で過労死した遺族マンガがキツい

ガジェット通信 / 2017年7月24日 7時30分

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厚生労働省の調査によると、業務における過重な負荷による脳・心臓疾患での労災請求件数は2015年度で795件。そのうち労災の支給件数は251件、そのうち死亡件数は96件。とりわけ飲食店の支給決定件数は15件と、卸売業・小売業(21件)、医療・福祉(20件)に次いで多い数字になっています。

まだまだ過酷な環境の職場も多い飲食店ですが、ある『Twitter』ユーザーが大手居酒屋チェーン店で働くいとこが過労死したというマンガを投稿し、10万件以上のRTを集めています。

先月いとこが #過労死 したので漫画にしました。大手居酒屋チェーン店の勤務先で死にました。何をしても死んだ人は生き返らないけど

ただ、こういう事があったよって知って欲しかった。

どんな反応があるかわからなくて怖い。

#過労自殺

マンガによると、15時からの翌朝3時までの勤務で、6時の始発で帰って12時には起きなければいけない生活を送っていたといいます。そして、『LINE』の会話の最後には「地獄です」という言葉が。

さらに、大手居酒屋チェーンは「労働基準法に触れずに従業員を酷使するか」だったといい、警察からも病院で「昨日と一昨日は休みだったみたいですよ」と言われて「週休2日取らせていれば何をしてもいいの?」と疑問を投げかけ、最後にこのように綴っています。

ヤバイ労働状況の人へ 生きろ。逃げろ。

「俺たちの若い頃はもっと……」とか言う奴へ 黙れ。

遺族から遺族へ 死因不明の場合は必ず解剖しろ。

このマンガに対しては、「法律はもはや機能してないから自衛するしかない」「こういう時は会社の名前出すの合法にすべき」といった感想が集まり、「過労死と言うのをやめて、過労殺人と言おう」といった意見や、「自民党や経団連、官僚を信じてはダメ」「野党が力を入れてくれればいいのに」といった声も見かけました。

今回のケースの場合、労働時間の詳細なメモ帳の有無が警察などの対応を分けた面もありそう。精神疾患を発症するケースも多々あるので、職種を問わず毎日の勤務状況をメモしておくといった対策を取っておくことが重要なのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より

https://twitter.com/ikinariTenjiku/status/888730428005171200 [リンク]

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