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GYAO!の映画担当バイヤーが熱くオススメ! 無料配信掘り出し映画特集『愛を読むひと』

ガジェット通信 / 2017年9月5日 19時30分

ガジェット通信です。

動画配信サービス『GYAO!』さんより情報提供いただき、GYAO!無料配信映画の中から『GYAO!』映画担当くだ巻き’やし’べえさんが掘り出し作品をアツーく推薦! 今回のオススメ作品は『愛を読むひと』です。

『GYAO!』映画担当 くだ巻き’やし’べえさんオススメ掘り出し作品『愛を読むひと』

邦題から、15歳の少年と21歳年上の女性との愛の物語、というイメージを持っている方も多いかもしれない本作品。しかし、そのような気持ちで鑑賞すると、強烈なパンチにやられたかのような衝撃を受けるはず。「愛」の物語であることにうそはありませんが、「愛」の意味はとても深い。

偶然の出会いによる恋愛に始まりながらも、実は非識字者であることから少年に本の朗読をお願いする女性・ハンナとそれに薄々気づいていながらも、彼女に事実を確認することなく別れを迎える少年・マイケル。数年後、法科学生となったマイケルは、戦犯として第二次大戦中のナチスによるユダヤ人虐殺に加担したことを追及されるハンナと裁判で再会する。非識字者であることを公言すれば、罪を許されたはずのハンナは、ひたすらその事実を隠したことから、無期懲役の判決を受けることに。マイケルもその事実を証言するこ

とはなかったが……。

加害者として戦争を経験した女性と戦後世代の男性のつながりから生まれたそれぞれの人生。それは悲しい結末に向かうのだけれど、この映画の素晴らしいところは、単なる悲しみでは終わらせず、「誇り」「愛」「許し」といった大切な要素が重層的に丁寧に練りこまれ、ひと筋の希望で結ばれている点。

監督のスティーヴン・ダルドリーは「めぐりあう時間たち」「リトル・ダンサー」など堅実に良作を世に送り出していますが、本作品では、主演のケイト・ウィンスレットにアカデミー主演女優賞をもたらしました。難役に体当たりで挑んだ彼女の演技に、誰もが納得の受賞。重いテーマを扱う映画ですが、美しい映像と音楽、素晴らしい演技に、出合って良かったと思っていただける作品としてお薦めしたく思います。

その他、GYAO!で多くの良作を無料配信中。バイヤーたちが、お薦め作品をご紹介していますので、是非「掘り出し映画特集」にもお立ち寄りください。

バイヤープロフィール:くだ巻き’やし’べえ

ハリウッドからアート系まで、B級ホラーもドラマもアニメも好きな作品は好き。映画を観て、横丁の飲み屋で一杯やりながら映画を語るのが好き。最近は年のせいか人情系に弱くなってきた。

配信情報

GYAO!「掘り出し映画特集」特集ページURL:https://gyao.yahoo.co.jp/special/movie_horidashi「愛を読むひと」(配信中~9月20日まで)視聴ページURL:https://yahoo.jp/LAY40B

(C)2008 TWCGF Film Services II, LLC. All rights reserved.

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