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lyrical school(minan / hime)「この5人だったらどこまでも頑張れるかなって」[ Special Interview ]

ガジェット通信 / 2017年11月15日 20時0分

オリジナルメンバーが全員卒業し、新メンバー加入を経て、2017年5月から新体制でのスタートを切ったHIPHOPアイドルユニット『lyrical school』。新体制になり自由度が増したステージングで、観客を楽しい渦に巻き込み、そのパフォーマンスは日々成長している。新たな一面を見せているlyrical schoolのminan、himeに新メンバーや今年の『TOKYO IDOL FESTIVAL 2017』(以下『TIF』)のことなど、現在のlyrical schoolを語ってもらった。

――オリジナルメンバーが卒業されて、新メンバーが入ることで、minanさんとhimeさんが先輩となりました。新体制になることで、lyrical schoolを「こうしたい」、「こうしていこう」など、お話はされましたか?

minan えっ、した?!(笑)

hime あーでも、結構していたと思いますね。新体制になってからライブの雰囲気がすごく変わったんです。今までは、丸々1曲に最初から最後まで振付がついてたんですけど、丸々1曲ダンスすることを省略して、自由にパフォーマンスしてみたり。そういうことも私たちの提案だったので。

――たしかに、最近のlyrical schoolのパフォーマンスはすごく自由度が増しているのを感じました。なぜ、そういうふうにされたんですか?

minan もともと前体制が終了して新体制になるっていう時に、何も変化がないのはちょっと違うかなというのがまず大前提でした。でも体制が変わった直後あたりは、“どうやって変えたらいいか”、“何を変えたらいいのか”がなかなか見つけられなくて。ライブをやっていくうちに、そういうのがいいかなってわかってきた。

hime 試していくって感じですよね。

――TIFのライブからは、グッズのTシャツやキャップを衣装にしてライブをされていますよね。それもメンバー皆さんの発案ですか?

minan そうですね。数日前に「グッズで行きましょうよ!」って提案しました。

hime タグとかも作ってもらって、グッズにタグ付けてパフォーマンスしました。

――次に、新メンバーのyuuさん、hinakoさん、risanoさんに初めて会ったときの第一印象を教えて下さい。まずyuuさんはいかがでしたか?

hime yuuちゃんはオーディションで聴いた歌声がすごく素敵で。そのときはあんまりラップのイメージが無かったんですけど、ラップも結構キレキレで。ライブのたびに新しい発見があるなあって。

minan 最初会ったときは結構おとなしそうだなというか。

hime そうですよね。おっとりした感じで。

minan なんだろう。どこかちょっと自信なさげなところもまた魅力的で。ちょっと自信のない子って応援したくなるじゃないですか。そういうところもよかったですね。

――続いて、hinakoさんは?

minan hinakoはもう……なんだろうね(笑)。

hime なんですかね(笑)。

minan オーディションで初めて会ったんですけど。hinakoはもう最初から、あほ……(笑)。

hime あのままですよね(笑)。

minan 天真爛漫な感じで。オーディション中、みんな緊張して結構ガチガチで来るなか、hinakoはもう「わ~!よろしくお願いします!!」みたいな(笑)。「himeさんとminanさんのオーラが見えます!!」って。あのキャラは今どこにいったんだろうね(笑)。

hime どこに行ったんですかね(笑)。あれはすごくおもしろかったですね。

――risanoさんは?

hime risanoは最初写真で見たんですけど、すごい美少女で。ダンスの先生もやっていたっていうのを聞いていて、あと海外留学もしていたとか。

minan ね、英語も喋れるっていうことも聞いていて。

――だから、ニックネームが“risano先生”だったんですね。

hime そうなんですよ!

minan ダンスを教えていて“risano先生”。だから結構身構えていたんですけど、本当にフランクな性格で、壁を作らない。

hime うんうん。すごく接しやすいですよね。一番印象と違いました。

――そんな新メンバーの皆さんと、lyrical schoolとしてやっていくぞっていうときに、どんなグループになりそうか見えてきましたか?

minan 初ライブの日までは正直どうなるか全く未知でした。でも5月の新体制お披露目のワンマンライブ“NEWGAME”をやって、この5人だったらどこまでも頑張れるかなって。

hime 思いましたね。

――NEWGAMEライブは、ファンの皆さんの歓声や「待っていたよ」という雰囲気がすごかったですね。

hime 嬉しかったですね。あの日のライブは、たぶんお客さんのおかげです。

minan うんうん。すごく温かくて。

――himeさんはもともとラップをされていましたが、lyrical schoolに入る以前、minanさんはラップのご経験はあったんでしょうか?

minan なかったですね。

――そもそも、lyrical schoolに入るきっかけは何だったのでしょうか?

minan きっかけは、たまたま見つけたオーディションを受けたっていう感じです。学校の卒業が間近になったとき、もともと就職するつもりでいたんですけど、「ここで就職するのはちょっと違うかもしれないな」って。本当にたまたまオーディションを見つけて受けてみようって思ったっていうか。ピンと来たっていう感じですかね(笑)。

――himeさんはもともとライムベリーで活動されていて、lyrical schoolに入られたんですよね?

hime もう芸能活動をやらないと宣言してライムベリーを辞めて、しばらく普通に学生生活を送っていました。そのときに事務所の方に声をかけて頂いて、lyrical schoolに入りました。自分がライムベリーだったときも、普通にファンとしてライブを観に行っていたので、最初は、自分がlyrical schoolに入るっていうイメージが本当にできませんでした。

――ダンスやラップ、コーラスの部分などlyrical schoolはパフォーマンス面で気を付ける部分が多いと思うのですが、ご自身がパフォーマンスする上で心掛けていることを教えて下さい。

hime 私は新体制になってから、前奏や間奏に自分で書いたオリジナルのラップを入れています。あとは、MCをただ喋るんじゃなくて、ブレイクビーツでつないで、ちょっとラップをしてから曲に入るとかもやっていて。そういうことは今の体制になってから新しく始めたことです。今まで何もしていなかった時間をカッコいい時間に変えたいなと思っていて、そういうことは気を付けていますね。

minan 前体制では全部に振付がついていたので、何も考えてなくても、何かすることがあったんです。でも今はステージ上やお客さんの雰囲気を見て、自分で考えてやらないといけない。でもそれは、カッコよくしなきゃいけない、おもしろくしなきゃいけないっていう気持ちが義務的にあるわけではないんです。そうじゃなくて、ステージでラップをしていて、楽しいなっていう気持ちがあるから、自分で考えて自然にできちゃう。楽屋の雰囲気とかもそうですし、そういうのをなるべく持ち込めるようにはしたいなと思っています。

――新体制がスタートして、お客さんの反応はいかがでしたか?

minan 新メンバー3人が、最初からかなりレベルの高いパフォーマンスをしてくれているので、その点ではお客さんも安心できたんじゃないかなって思っています。でもステージで自由なパフォーマンスをするようになったのは、本当に最近です。TIFくらいからだよね?

hime そうですね。SMILE GARDENでのステージングについてどう見せようかってみんなで話しているときに、しかもTIFのライブの直前に、「振付なくしてみませんか?」って急に提案してみるっていう。

――それはhimeさんから?

minan himeからだったよね。

hime  TIFみたいな大きなフェスで、そういうのはよくないかなって思ったんですけど、言わないよりはいい、ダメもとでちょっと言ってみようくらいの気持ちでプロデューサーに言ってみました。そしたら、「あ、やってみる?」みたいな軽い感じで。それで、「えー!」って(笑)。多分プロデューサーもこのメンバーならできると思っているのかなって。

minan そうだと思う。だって、まだステージ経験も数回しかないのに、振付をなく自由にやらせるのは、なかなか難しい(笑)。

hime しかもTIFで(笑)。信頼してもらっているのかなって、すごく嬉しかったですね。

――出演の直前でそういう決断をされるっていうのはすごいですね。

minan しかも移動のバスのなかで(笑)。

hime 今思うと、本当におもしろいですよね(笑)。それ以来、今では結構ダンスを崩しています。

――では最後に、himeさんminanさんの目標を教えてください。

hime 今までは最初から最後まで振付もあったし、手持ち無沙汰になる時間が無かったので、割りと大きい会場でライブしても、フォーメーションも付いて見せ方は決まっていたから、そういう点では不安じゃなかったんです。だけど、最近はプロデューサーにも「自由にやっていい」って言われているから、何をやっていいか分からない時間もあったりして。小さい会場のステージだと大丈夫なんですけど、規模が大きくなるにつれて、ちょっと難しくなるんです。

minan うんうん!

hime でも私たちは規模が大きい会場でも、自由さがそのまま映えるようなステージをもっと作っていきたいなって思っています。

minan まったく同じ!(笑)。

hime ですよね(笑)。

minan lyrical schoolとしては、日比谷野外音楽堂で満員のワンマンライブをやるっていうのが今の目標です。直近では、12月16日に恵比寿LIQUIDROOMでワンマンライブがあるんですけど、そこで自由なパフォーマンスの完成形を見せられたらいいなと思っています。そこ次第で、野音に向けてのパフォーマンスも決まるんじゃないかなって。なので今は日々、自由なパフォーマンスのなかにもカッコよさを見つけられることを目標にしています。

――これからの活躍とても楽しみにしています。ありがとうございました。

一同 ありがとうございました。

⬛RELEASE INFORMATION

lyrical school新体制第二弾 両A面マキシシングル

『つれてってよ/CALL ME TIGHT』

2017年12月19日(火)発売

【通常盤】■BRTW-1045 1,000円+税

【初回限定A盤】■BRTW-1046 1,250円+税(『つれてってよ』remix収録)

【初回限定B盤】■BRTW-1047 1,250円+税(『CALL ME TIGHT』remix収録)

■LIVE INFORMATION

『lyrical school one man live 2017 “TAKE ME OUT”』

2017年12月16日(土)

15:00開場/16:00開演

【会場】LIQUIDROOM(東京)

■OFFICIAL SITE

http://lyricalschool.com/

lyrical school プロフィール

2010 年に結成したGirl’s Rap のパイオニアグループ。略称はリリスク。2017年5月、3ヶ月の活動休止期間を経て、新体制の活動を再開。hinako、hime、minan、yuu、risanoの5人体制で新たなグループの歴史が始まった。7月には現体制初のシングル『夏休みのBABY』を発売。初日にオリコンシングルデイリーランキング1位、オリコンシングルウイークリーランキング13位を獲得。9月10月11月と3ヶ月連続で様々なジャンルとの対バン企画ライブ『MY DATE』を開催。12月には恵比寿LIQUID ROOMでのワンマンライブが決まっている。

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

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