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「蝌蚪」って読める? 「これは読めない」「予測変換でも出てこない」といった反応続出

ガジェット通信 / 2017年12月13日 9時0分

カエルの幼生であるオタマジャクシ。名前は滋賀県・多賀神社の縁起物「お多賀杓子」が起源とされ、「御玉杓子」と書くこともありますが、他の文字を当てている場合もあります。

イラストレーター・エッセイストで『私は猫ストーカー』の著者・浅生ハルミンさん(@harumintodd)が、藤枝静男(1907-1993)の谷崎潤一郎賞を受賞した私小説『田紳有楽』の古書のページをツイート。

前にこの本を持っていたひと、ふりがな振ってくれてありがとう

「蝌蚪(カト)」と書いて「オタマジャクシ」と読ませるのは、かなりの難読。もともと中国語で漢詩にも使われており、藤枝の教養が窺えるフレーズといえそうです。

浅生さんのツイートには「オタマジャクシって漢字があったのか」「これは読めない」という反応が続出。また「予測変換でも出てこないからわからなかった」という声も上がっていました。

別のユーザーは、次のようにツイート。

なお、グーグルさま変換によれば

悪魂邪苦止

なる候補がある。

グーグルさまは常に正しい。

グーグルさまには逆らえない。

これは『遊戯王カード』の水属性・水族の下級モンスターで完全に当て字といえるでしょう。

Googleの予測変換でも出てこない「蝌蚪」。浅生さんの前の本の持ち主が調べて読んだ形跡もあるふりがなで、こういった出会いがあるのが古書の醍醐味なのではないでしょうか。

※画像は『Twitter』より

https://twitter.com/harumintodd/status/939861692804034560 [リンク]

―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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