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容赦ナシ・悪趣味・見るに堪えない……のに超ポップ! 年末年始はマシュー・ヴォーン監督作品に浸ろう

ガジェット通信 / 2017年12月26日 21時0分

表の顔は、ロンドンの高級テーラー。その実態は、どの国にも属さない世界最強のスパイ機関だった! 全世界が熱狂した『キングスマン』から2年。イギリスから世界に飛び出して、キレッキレの超絶アクションも、ギミック満載のスパイ・ガジェットも、常識破りのパワーアップ!超個性的な新キャラクターを加えて、アカデミー賞俳優4人を含む超豪華キャストが集結した『キングスマン:ゴールデン・サークル』が、2018年1月5日(金)より公開となります。

『キングスマン』シリーズのメガホンを取るのは、発表する作品がことごとく映画ファンを唸らせ続けている“映画ファンを裏切らない監督”マシュー・ヴォーン。

敵も味方も関係なく記憶に強く残るキャラクター、予想のななめ上をいくストーリー展開の連続、センス抜群の音楽に乗せた痛快アクションを容赦なく描き切る演出と誰にも真似できない強烈な感性で観客の心をがっちり鷲づかんでいるマシューですが、弱冠25歳にしてはじめて映画のプロデュースを経験。カルト的人気を博す『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(98)をはじめガイ・リッチー監督作品を多く手掛けていくなか、『レイヤー・ケーキ』(04)で突如ガイ・リッチーが降板せざるを得なくなったことから製作に入っていたマシューがそのまま監督を務め、高評価を獲得。その後の、狂おしいほど世界を魅了し続ける作品を生み出す監督キャリアへと繋がっていきます。

主人公エグジーを本作でも続投し、今回で3作目の共作、マシュー監督を知り尽くすタロン・エガートンが「マシューは大きな子供みたいな面があって、とてもエキサイティングなアイディアが浮かぶと人とシェアしたがるんだ。マシューがどういう人物で彼のクリエイティブな頭脳がどのように機能しているかが分かりかけた、と思う矢先に、今度はもっと違う、圧倒されるほどのすごいアイディアをまた考え付くんだ。しかも毎日のように僕が思いつかなかったようなことを考えつくんだよね」とその素顔を明かすように、『キングスマン:ゴールデン・サークル』もマシュー節が全開。ブリットポップから往年のカントリーソングまで幅広い音楽、先鋭的なファッション、古風なスパイジャンルに毒をはらんだ現代的なディテールを盛り込むなどさらなるド派手なスケールアップを果たしています。

そこでこの度、“映画ファンを裏切らない監督”の異名を証明するマシュー・ヴォーン監督作品をご紹介します!

★『スターダスト』(2007) 意外過ぎる王道ファンタジー!

マシュー監督初のメジャー配給作品は、ニール・ゲイマンのベストセラー・グラフィックノベルを映画化した、壁の外に広がる魔法の国を旅する青年のファンタジー・アドベンチャーという意外なジャンル。ミシェル・ファイファー、ロバート・デ・ニーロら豪華俳優陣も出演する超ユニークな登場人物たちが予想を覆しまくる展開ながら、散らばるストーリーを巧みにまとめあげる手法はマシュー監督の成せる業。生きた動物を切り裂く魔女の残虐な占い方法や、殺されたキャラクターが亡霊となりその後も嫌味たっぷりに登場する展開など、マシュー監督の持ち味の1つでもある、ブラックユーモアを全面に押し出した演出も既に健在!

★『キック・アス』(2010) 世界が恋した”殺戮少女”!

日本でもマシュー・ヴォーンの名を一躍知らしめたと言っても過言ではない、マシュー作品随一の人気作。特殊能力ゼロの冴えないオタクヒーローの主人公の最強すぎる味方として、父親からありとあらゆる戦闘方法を仕込まれ育てられたわずか11歳の少女”ヒット・ガール”(クロエ・モレッツ)が登場!思わず目を背けたくなるほど過激で容赦ない殺戮マシーンのごときアクションシーンに、ひたすらキュートでノリの良い音楽を組み合わせるというマシュー演出の振り切れっぷりに全世界がメロメロ。あまりにもムゴすぎて道徳的に物議をかもすも、そんな風説すらもぶっ飛ばし、マシュー監督にとってもクロエ・モレッツにとっても代名詞となっている作品です。

★『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011) シリーズ最高傑作の呼び声高し!

マーベルの大人気アメリカン・コミック『X-MEN』の実写映画シリーズ第4作品目の制作・スタッフィングが混とんとする中、着実に人気と実績を上げたマシュー監督が大抜擢!大ヒット作品『キック・アス』を共に生み出した盟友ジェーン・ゴールドマンと共に一からじっくりと構想を練り上げたこの作品は、マシュー監督ならではの切れ味鋭いアクションと音楽の絶妙なハーモニーとX-MENの世界観との塩梅が絶妙で、シリーズ初体験の観客を巻き込んだうえ従来のシリーズファンも酔いしれるという素晴らしい仕上がりに、シリーズ最高傑作に推す声がいまも鳴りやまず。マシュー監督のフィルモグラフィーにおいても。壮大なスケールのSFを見事にまとめあげる監督としての力量を世間が再認識する重要な作品となりました。

★『キングスマン』(2015) 監督が本当に作りたかった映画!

再びマシュー・ヴォーン&ジェーン・ゴールドマンという黄金コンビが生み出した誰も見たことがない超痛快スパイアクションは、マシュー監督が企画段階から携わり自身の想いを詰め込んだ特別な1本。街のしがないストリートキッズから英国紳士風のスパイ機関“キングスマン”の一流エージェントになり上がり、前代未聞の人類抹殺計画を進める凶悪な敵に立ち向かうストーリーは親しみを感じさせるのに、ハリー(コリン・ファース)の教会皆殺し無双、♪威風堂々×頭打ち上げ花火といった奇抜すぎるアイディアがクライマックスに採用され、映画ファンの間で語り草に。また紳士らしく“マナー”を重んじる彼らのお洒落にキメまくったファッションも大きな見どころであり、新たなスパイスタイルを確立させた偉大な作品。これを見れば、”映画ファンを裏切らない監督”が、”本当に作りたかった続編”である『キングスマン:ゴールデン・サークル』が待ちきれなくなること間違いなしです!

―― 会いたい人に会いに行こう、見たいものを見に行こう『ガジェット通信(GetNews)』

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