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民放4局・年末音楽番組比較……最高満足度は「FNS歌謡祭」に!

ガジェット通信 / 2017年12月27日 13時0分

▲フジテレビ「FNS歌謡祭」公式HPより

毎日2400人からテレビ番組の視聴調査を行っているテレビウォッチャーのデータを元に、年末に放送された民放各局の音楽特番「FNS歌謡祭 第1夜・第2夜」(フジテレビ)「ミュージックステーションスーパーライブ2017」(テレビ朝日)「日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2017」(日本テレビ)「第50回日本有線大賞」(TBS)を比較した。

満足度トップは「FNS歌謡祭 第1夜」

テレビウォッチャーの満足度調査(5段階)によると、「FNS歌謡祭 第1夜」が満足度3.52を記録し、比較4番組でトップとなった。

回収したアンケートをみると「いろんなコラボがあっておもしろかったです」(39歳女性)「めったに見られないコラボが見られて良かった」(28歳男性)と「FNS歌謡祭」の特徴であるアーティストのコラボ演出が好評であった。

男女別の満足度をみると、男性満足度3.52・女性満足度3.52と変わらぬ満足度を記録。世代別ではF1・M1層(20~34歳)がもっとも高い満足度を記録しているが、全体としてもバランスの良い満足度を記録しており、男女問わず全世代から満足度を獲得できたことが、トップに輝いた要因のようだ。

ただし、「FNS歌謡祭」は12月6日と13日の2週に渡って放送されており、2週目の放送「FNS歌謡祭 第2夜」の満足度は3.28と大きく降下しており、2週連続で放送した意味が問われそうだ。

全部見た率トップは、「第50回日本有線大賞」

▲テレビウォッチャー調べ

テレビウォッチャーでは、視聴状況というものを「全部見た」「最初から途中まで見た」「途中から最後まで見た」「途中から途中まで見た」の4段階にて集計している。全部見た率とは、全体接触数(視聴者数)のうち「全部見た」と回答した人の割合である。

音楽特番は長時間での放送となっており、ゴールデンの時間帯に全部を見るということは、見ごたえがなくては難しい。そんな全部見た率では今年で最後の放送となった「第50回日本有線大賞」(TBS)が38%を記録し、トップに輝いた。

「有線大賞」は満足度では3.24と、比較4番組で最も低くなっているものの、「有線大賞、懐かしい歌がいっぱい、昔の映像も交え楽しめました」(72歳女性)「懐かしい映像があったりで満足でした」(39歳女性)と往年の名曲を交えたことで、見ごたえがあったようだ。

ラストには大賞が発表されたことや、他の音楽特番と比べると年齢層が高いことも、全部を見た率に影響を与えているようだ。

まとめ

テレビウォッチャーでは高満足度の基準を3.70と定めており、今回の比較4番組では高満足度を記録した番組は無かった。音楽番組は、アーティストの選別で満足度が大きく変わってしまうため、音楽特番のような多岐に渡るアーティストを集める番組の場合、満足度が高くならないのだろう。

そんな中でも、独自の色をだし全世代から満足度を獲得することのできたFNS歌謡祭が、頭ひとつ飛び抜けたようである。

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(執筆者: テレビウォッチャー) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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