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「現実世界で楽しめるソーシャルゲーム」がテーマの『GRiD』は現代に蘇った『ポン(PONG)』

ガジェット通信 / 2018年2月19日 16時0分

ビデオゲームの黎明期を語る上で外せないのが、1972年にアタリが発売したアーケード用卓球ゲーム、『ポン(PONG)』でしょう。『ポン』が登場してから40年以上経過しましたが、“現実世界である公共の場で楽しめるソーシャルゲーム”をテーマにした今風の体感ゲーム『GRiD』のプレイ動画が『Vimeo』で公開されています。動画を公開したのは、モントリオールに本社を置き、東京を含む世界主要都市にオフィスを構えるマルチメディア・スタジオ、モーメントファクトリー(Moment Factory、以下、同スタジオ)。

GRiD : Transforming public spaces with collaborative play(Vimeo)

https://vimeo.com/254727694

同スタジオによれば、『GRiD』は自動運転に使われるLIDARセンサーを使った実験の集大成とのこと。室内での実験では、LIDARセンサー1つで12人程度の人間の動きを検知することに成功。そこでゲームエンジンにUnityを活用し、12.19×18.28メートル四方のブラックボックスをゲームのインターフェイスとして具体的なゲームプレイの実験を開始したそうです。

『GRiD』は、まだ同スタジオの社員によるテストや一般向けの公開テストを繰り返している段階です。同スタジオは、より多くの人をリビングルームから脱け出させ、ゲームを(仮想空間から)現実世界へと戻すために利用出来るようにしていきたいとしています。

動画を見る限りでは、相当な運動量になりそうなのでフィットネス分野での潜在的ニーズや、eスポーツ分野における本当の意味での“デジタルスポーツ”としてのニーズなどがありそうな気がします。より高度なゲームがプレイできるようになるのであれば、『ポン』のようなシンプルなゲーム以外も楽しめるようになりそうです。

ゲームで「一狩り」いく時代から「一汗」かく時代もすぐそこなのかもしれませんね。

※画像:

https://vimeo.com/254727694

※ソース:

https://momentfactory.com/lab/grid-public-game

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