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アメリカ人ヘリ整備士も初めて知る事実 ヘリコプターは「ヘリ」+「コプター」ではなかった!

ガジェット通信 / 2018年3月20日 11時0分

ヘリコプターってあるでしょ? 竹トンボみたいに翼を回転させて飛ぶ航空機。あれってみんな「ヘリ」+「コプター」だと思ってると思うんだけど、実は「ヘリコ」+「プター」なんだって!

というスレッドが海外の掲示板に立って大騒ぎ。だって英語だと「ヘリパッド」(ヘリが着陸するところ)とか「ヘリスキー」(ヘリから雪山に飛び降りて楽しむスキー)と言って、「ヘリ」がヘリコプターの短縮語として通用してるし、そんなバカな!?

そこで、『コリンズ英語辞典』でヘリコプターの語源を調べてみると、ヘリコプターはフランス語で「回転・螺旋」を意味する「helico」と、古代ギリシア語から派生した新ラテン語で「翼」を意味する「pteron」が合わさってできた単語だということが判明。これには英語ネイティブもビックリ!

スレッドを見た人たちの反応

・じゃあヘリパッドじゃなくてヘリコパッドと呼ぶべきなのか

・てことはクワッドコプター(quadcopter、quadは4の意味)もおかしいな

・10年間回転翼機の整備士をやってきて十分な知識があると思っていたけど、今日ネットで見知らぬ人から俺の専門に関する新たな知識を教わってしまった

・俺もだ。ヘリの部品作ってるけど知らなかった

・なぜヘリコバクター(らせん型の細菌)と言うのか、今理解した

・螺旋階段(helicoidal staircases)で「Helico」の意味は知ってたけど、「pter」については考えたことなかったな

・ギュスターヴ・ポントン・ダメクール(フランス人考古学者)がヘリコプターという単語を発明したんだよ

・飛行能力を持つ生物の多くには「ptero」が付くよね

・うちの娘は子供の頃「Hey-Look-Up-There」だと思ってたって。創造的よね

・ほぅ、これで安心して死ねるよ

確かに、言われてみると、翼を持つ恐竜でプテラノドン(Pteranodon)って有名なのがいるし、日本のカタカナ語でも「プテラ」とか「プター」が「翼」「飛ぶもの」の意味になっていることが理解できてきた。

じゃあ、なんとなく飛びそうなイメージのあるカタカナ語の「コプター」はどこから来たんだと考えてみたら、すぐに思い当たるのがひとつ……。ドラえもんのタケコプターのせいだ、きっとそうだ! 僕らはみんなドラえもんから大切なことを学んでいたんだ!

画像とソース引用:

https://www.reddit.com/r/todayilearned/comments/82jrse/til_the_two_parts_to_the_word_helicopter_are_not/

https://www.collinsdictionary.com/

https://bsoza.com/illust/ill_day/0415_a01.htm

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