充電不要なスマートウォッチ 体温で温度差発電できる『MATRIX PowerWatch』が発売
ガジェット通信 / 2018年4月16日 12時30分
米MATRIX INDUSTRIES社は、同社の温度差発電技術を採用した第1弾製品『MATRIX PowerWatch』を4月12日に発売。4月11日、日本市場参入にあたって発表会を開催しました。

熱電ジェネレーターが体温を電気に変換し、本体の内蔵バッテリーを充電。充電した電気により機器を駆動する仕組み。熱を電気に変える熱電素子、発生した電気を3~5ボルトに昇圧するブーストコンバーター、体温と本体ケースの表面温度に1℃以上の差を発生させる熱設計がこれを実現しているとのこと。


温度差発電技術を利用して、ユーザーの消費カロリー、活動量、睡眠を計測可能。特に消費カロリーは、歩数だけでなく熱も計測していることから、より正確な算出ができるとのこと。文字盤では、体温から充電される電力をリアルタイムに確認することができます。計測結果は専用スマートフォンアプリから確認が可能。

ケース裏面には特に接点などはなく、腕に接触した部分の体温だけで発電できることが分かります。

直径46mmで50m防水に対応し、ナイロンストラップ付きの『PowerWatch』、ミラネーゼストラップを装着したオールブラック仕様の『Black Ops Pack』を4月12日に発売。5月には直径60mmで200m防水、スマートフォンからの通知に対応する『PowerWatch X』の発売を予定しています。価格は『PowerWatch』が3万2800円(税別)、『Black Ops Pack』が3万7800円(税別)、『PowerWatch X』が4万2800円(税別)です。

『Indiegogo』で実施したクラウドファンディングで、日本はアメリカに次ぐ2番目の資金調達先だったことから、日本市場への展開が決まったとのこと。実店舗ではヨドバシカメラとビックカメラ、ECサイトでは『Amazon』『+Style』『Monoco』で販売します。


今後は火災報知器、振動検知器などのセンサー、IoT機器への電源供給に技術の転用を検討中。日本の温泉の熱からエネルギーを取り出すという構想もあるそうです。
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