日本人が世界で活躍するために“足りていない”要素が判明 世界9か国のスキンケア習慣を比較調査
ガジェット通信 / 2018年5月11日 17時0分
ビジネスマンの皆さんの中で、自分はスキンケアに積極的な“美ジネスマン”だと胸を張って言える人はどのくらいいるでしょうか。
スキンケア情報サイト『メンズスキンケア大学』を運営するリッチメディアでは、日本を含む世界9か国の都市圏に住む20~30代男性ビジネスマンを対象に、仕事と見た目に関する意識調査を実施。
その結果、グローバル人材となるためには、ビジネススキルだけでなく自身の肌に気遣う“肌マネジメント”の重要性が判明。また、スキンケア意識が高そうに思える日本人は、実は他国と比べて実施率が低いことが明らかとなりました。
調査対象の9か国:日本、アメリカ、中国、韓国、タイ、ドイツ、インドネシア、シンガポール、イギリス
日本はスキンケア実施率で最下位
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世界9か国のビジネスマンにスキンケア意識が進んでいると思う国を挙げてもらうと、1位「韓国」(42.1%)、2位「日本」(38.5%)、3位「アメリカ」(28.0%)の順に。美容大国・韓国に次いで、日本は世界9か国のうち第2位のスキンケア先進国というイメージを持たれていることが分かります。
また、日本人は「日本」(29.4%)を1位に選んでおり、自身でもスキンケア意識が高いと認識しているようです。
![](https://api.getnews.jp/thumb/ext/http://px1img.getnews.jp/img/archives/2018/05/2b530e80c7d0de90885e285c5d798063-1-1024x492.jpg)
しかし、スキンケアの実施率(スキンケア製品の自身での購入と使用率)を見ると、「中国」(88.7%)、「韓国」「タイ」(同率86.5%)、「ドイツ」(85.8%)、「アメリカ」(83.2%)と続き、「日本」(51.3%)はまさかの最下位。他国からも認められたスキンケア先進国のイメージと大きなギャップが見られました。
ビジネスシーンの肌マネジメント意識でも……
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ビジネスシーンにおける肌マネジメントは重要だと思うかを聞くと、重要だと思うと多くが答えた「中国」(97.1%)、「タイ」(94.2%)、「シンガポール」(91.3%)の上位国に対し、「日本」(71.6%)はここでも最下位。
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さらに、日ごろから自分の肌に気を使っているかどうかを回答する“肌マネジメント”の実施率でも「日本」(59.8%)は他国と大きくポイント差がつく最下位となり、ビジネスシーンにおける肌マネジメントに関して意識も実施率も低いことが露呈しました。
“美ジネスマン”が世界のスタンダードか
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男性のスキンケアに対する考え方を聞くと、「男性がスキンケアをすることは、女性からの印象がよい」(85.3%)、「男性がスキンケアをすることは、目上の人からの印象がよい」(75.4%)、「男性がスキンケアをすることは、同性からの印象がよい」(72.8%)など、世界平均で肯定的な意見が7割を超えています。
スキンケアや肌マネジメントに積極的に取り組む“美ジネスマン”が世界の常識となっている一方、日本人の回答にフォーカスするとこれらの意識が軒並み低く、世界平均を唯一越えたのが「スキンケアに手間・時間をかけたくない」(79.7%)という消極的な意見。国際社会のスタンダードとの乖離が見られる状況です。
国際社会では“美ジネスマン”が増加傾向
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今後、スキンケアをする男性が増えると思うかと聞くと、全体の90.2%が「増えると思う」と回答。
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「当たり前の身だしなみ、習慣・礼儀になってきているから」(64.7%)、「男性の美意識が高まっていると思うから」(38.0%)といった理由の他、「写真投稿型のSNSの流行などで、男性もますます見た目が重要に」(37.3%)と、SNSの流行によるビジュアルコミュニケーション時代の到来が“美ジネスマン”化を後押ししている傾向が分かります。
この調査結果を受け、国際イメージコンサルタントの日野江都子先生は、「国際社会で相手を判断する1番の決め手は視覚情報、つまり見た目。初対面の0.1秒で印象を判断され、30秒で値踏みをされる、これが世界のスピードです」「自分の肌を管理することは、日本のビジネスパーソンが、世界に伍していく第1歩です」と、グローバル人材における肌マネジメントの重要性を述べています。
―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』<調査概要>
実施時期:2018年2月26日(月)~3月15日(木)
調査手法:インターネット調査
調査対象:日本、アメリカ、中国、韓国、タイ、ドイツ、インドネシア、シンガポール、イギリスの20代~30代の働く男性各国310人(日本は306人)合計2786人
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