スマートプロジェクター『Anker Nebula Capsule』レビュー Android OS+360°スピーカー搭載でストリーミング映像鑑賞が捗る
ガジェット通信 / 2018年6月16日 11時0分
アンカー・ジャパンのスマートプロジェクター『Anker Nebula Capsule』レビューをお届けします。手軽に持ち運べるコンパクトな本体に、Android OSと360°スピーカーを搭載するユニークな製品です。
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本体は350ml缶サイズで、光源の輝度は100ANSIルーメン。最大100インチのサイズで投影できます。フル充電の場合でWi-Fi利用時には約3時間、ローカルコンテンツの再生時には約4時間の使用が可能。
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インタフェースは充電とUSB OTG接続ができるmicroUSB端子、外部機器から映像を入力できるHDMI端子があります。
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本体上部にはBluetoothスピーカーモードへの切り替えボタン、電源ボタン、音量調節ボタン、側面にはピント調節のリングを搭載。
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本体底面には三脚穴が。高さを調節して投影したり、90°の角度で取り付けて天井に投影することもできます。
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付属リモコンは、電源ボタン、方向キーと決定ボタン、メニュー、バック、ホーム、音量ボタン、それとマウスのようにカーソルを操作するモードへの切り替えボタンを搭載します。
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OSにAndroid 7.1を搭載。本体をWi-Fiにつなげば、外部機器を接続しなくても壁などに映像を投射して楽しめる気軽さが特徴です。本体を起動したら、言語を選んでWi-Fiネットワークを設定するだけでセットアップが完了します。
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ホーム画面はタイル状のシンプルなもの。付属のリモコンでメニューを選んで起動します。アプリをインストールして利用できるのですが、『Google Play』には非対応なので注意。
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アプリのインストールには、スマートテレビやセットトップボックス向けのアプリストア『Aptoide TV』を利用。デフォルトのメニュー画面には『Amazonビデオ』『YouTube』『Netflix』のアイコンがありますが、こちらはアプリストアへのショートカットで、インストール後にアプリを利用できるようになります。
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自宅寝室の衣類ダンスの上に置いて、ベッド越しの壁に投影してみました。寝転んだままでストリーミング映像を見まくれる環境が完成です。
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画面の解像度は854×480ですが、大画面で見れば『Amazon プライム・ビデオ』も『Netflix』も映像は良好。360°スピーカーのサウンドは部屋のどこからもよく聞こえ、音量を上げても音割れしないので、大画面と共に迫力あるサウンドが楽しめます。映像ストリーミングサービスでは『Hulu』アプリも、『Aptoide TV』からインストールできます。
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『Amazonビデオ』『Netflix』のアプリは付属リモコンが対応しないため、専用のスマートフォンアプリ『Capsule Control』が必要。スマートフォンから画面のフリックでマウス操作したり、文字入力ができるので、こちらの方が操作は快適です。
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ホーム画面「アプリマネージャー」のメニューを見ると、ブラウザがインストールされています。URLを開いてウェブサイトを表示することも可能。スマートフォンの画面のミラーリングは著作権で保護されたコンテンツが利用できないのと、画面のキャストには対応していないため、スマートフォンの画面を映すのにはあまり向いていません。
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HDMI入力で、Nintendo Switchをつないでみました。Switch自体が持ち運びしやすいので、気軽に大画面で遊べるのは魅力的。旅行先で『マリオカート』大会など、ローカルマルチプレイできるゲームと相性がよさそうです。
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最後に、番外編的な使い方をご紹介。画面のキャストができないなら、キャストできるデバイスをつないでしまおうということで、HDMI端子に『Chromecast』をつないでみました。『Chromecast』本体に電源供給が必要ですが、モバイルバッテリーでも給電できます。これなら画面のキャストもできるほか、『Googleフォト』の写真をみんなで見るなどキャスト対応アプリを楽しむこともできます。
『Anker Nebula Capsule』はAmazonやAnkerの直販サイト、一部家電量販店で販売。価格は3万9800円(税込み)です。
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