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呼吸する壁『エコカラット』がDIYできるってマジ!? LIXILショールームを訪れてみました

ガジェット通信 / 2018年6月26日 10時0分

梅雨のジメジメ対策としてよく耳にする内装機能建材『エコカラット』。「呼吸する壁」なんて言われたりしますが、自宅に施工していない人にとって、その効果を実感する機会はあまりないですよね。

最近では手軽にDIYも可能になったという『エコカラット』の機能を知るべく、東京・新宿にあるLIXILのショールームを訪れてみました。

『エコカラット』とは

LIXILのINAXブランドが提供する『エコカラット』は、優れた調湿機能が特徴の内装機能建材。さらにニオイや有害物質を吸着することにより、生活空間を快適な空気環境に整えてくれます。

現在60シリーズ約200色を展開。デザインやカラーバリエーションの豊富さから、新築・リフォーム時のインテリア壁材としても高い人気を集めています。トイレなどの水回りには清掃性に優れた『エコカラットプラス』を推奨しているそうです。

土壁をルーツに持つ多孔質セラミックスを素材とし、1ナノメートル(1mmの百万分の1)サイズの無数の孔(あな)が空気を吸放出。

部屋の湿度が高くなると湿気を吸収、部屋が乾燥すると湿気を放出することで、ヒトが快適と感じる相対湿度40%~70%をキープします。梅雨のジメジメ対策はもちろん、結露が気になる冬の時期にも活躍してくれます。

ショールームでは、片方は通常の壁紙、もう片方は『エコカラット』を施工した同じ室温・湿度の2つ部屋を用意し、『エコカラット』の機能を体感できるコーナーを設置。それぞれの部屋に入ってみると、確かに体感として『エコカラット』の部屋の方がムシムシした感じはしませんでした。

『エコカラット』はさらに、トイレ臭や生ゴミ臭、あるいはタバコ臭やペット臭などの生活臭をやわらげる効果が認められています。

こちらはコーヒー豆を入れた箱で検証。フタを開けただけで強烈に香るコーヒー豆ですが、『エコカラット』の破片を入れた片方の箱はかなり香りが軽減されていました。これなら家の中の気になるニオイもすっきりさせてくれそうです。

また、ホルムアルデヒドやトルエンなどの化学物質を低減する機能も。シックハウス症候群の対策としても役立ちます。

DIYできる『エコカラット』

基本的にはプロの施工業者に取り付け依頼する必要がある『エコカラット』ですが、このたび手軽にDIYができる、その名も『エコカラットDIY』が登場。5月23日よりAmazon.co.jpを通じて販売しています。

エンドユーザーが自身で施工ができるように開発され、約1㎡分の『エコカラット』本体と施工に必要な工具がセットになっています。丁寧な解説書を同梱し、DIYでも扱いやすい専用接着剤で張付けができるため、1㎡あたりの施工目安はおよそ1時間。

現在のところカラーバリエーションは十数種類ですが、業者に依頼する施工費用を考えると比較的安価に抑えられるのもポイントです。

【LIXIL】 エコカラット DIY コンセプト動画(YouTube)

https://youtu.be/EEBSy2fzY7Q

また、同時期よりニオイ対策として靴の中に入れて使用する『エコカラット フォーシューズ』も登場。発売から20年を迎える『エコカラット』は、今後も用途や場所に応じて多様な展開が期待できそうです。

LIXIL『エコカラット』紹介サイト:

http://www.lixil.co.jp/lineup/tile/ecocarat/

―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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