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自己啓発セミナー「人生で一番辛かったこと」スピーチでベトナム人が話したのは? 「レベルが違う」「人の痛みを軽く考えている」

ガジェット通信 / 2018年7月5日 8時0分

アメリカ軍の侵攻や中越戦争などにより、今なお地雷と不発弾が国土に残っているベトナム。年平均で約1500人が死亡し、完全な除去には数百年かかると言われています。

ある『Twitter』ユーザーが、自己啓発セミナーで同期のベトナム人が「人生で一番辛かったことをスピーチする」という題を出された時のエピソードをツイート。「レベルが違う」「凍り付く」といった反応が集まっていました。

会社で行かされた自己啓発セミナーで「人生で一番辛かったことをスピーチする」というクソみたいな講義でみんな身内の死とか話す中、同期のベトナム人が

「生きる為に親戚と山菜を密輸してたら戦争で放置されてた地雷を踏んで目の前で親友が爆死したこと」と話して会場が凍りついたのをふと思い出した

ツイート主によると「講師の人も固まっていた」というベトナム人の「人生で一番辛かったこと」。その過酷さを「もっと知るべき」という意見が上がっていましたが、それ以上に「そんなところで言いたくない」「人の痛みを軽く考えている」といった自己啓発セミナー自体への反発が目立ちました。

いや、ほんまに。人生の話をさせること。しかも、人のネガティブな部分に触れることは、技術のない人間ができることじゃない。

人の内面に無理やり触れるようなテーマでワークショップをして、参加者同士の距離を縮める役割を果たした、なんて思ってるやつは、ごまんといる。恥を知れ。

俺も社費でこういうセミナー行ったことある。他人の「一番つらかったこと」を他人に話すこと、それをその場にいて共有することが全く重要と思えず、なんだこのクソな場は?としか思えなかった。フェードアウト(サボり)した。今思い出してもアレはクソだと強く思う。

「日本は本当に平和」「安全に暮らせている国はごく一部」といった声もあったベトナム人が出席した自己啓発セミナーの話。今後、オフィスが国際化していく中では画一的なテーマでの「啓発」では意味をなさないという好例といえるのではないでしょうか。

※画像は『足成』より

http://www.ashinari.com/2009/07/18-024463.php [リンク]

―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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