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つけ麺の元祖“東池袋大勝軒” 麺の量が多い理由とは?

ガジェット通信 / 2018年8月22日 12時0分

全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。

東池袋大勝軒

「ラーメンの神様」とも呼ばれる山岸一雄さんが1961年に開業したお店で、つけ麺の元祖(特製もりそば)として知られる名店だ。2007年の閉店まで、常連客やラーメンファンの行列が絶えることはなかった。私も閉店の数日前、会社を休んで朝から並んだ。10時から14時まで4時間待って最後の一杯をいただいたのを覚えている。

一年後の2008年に今の場所で復活を遂げ、二代目の飯野敏彦氏が後を継いでいる。2015年4月に山岸さんが亡くなられた後も、弟子たちがその味と伝統を守り続けている。

大勝軒といえば麺の量が多いことで有名だ。

『中華そば』

並310g/中450g/大700g

『もりそば』

並340g/中500g/大770g

と、物凄い量だ。通常のラーメンで麺量は150g程度。ざっと2杯分の量という計算になる。大盛を頼んで後悔した人も多いことだろう。

生前の山岸さんに取材をさせていただいた時、麺の量について伺ってみたことがある。すると山岸さんは一言

「俺が足りないからだよ」

大食漢だった山岸さん。自分がお腹いっぱいにならない量を提供していてもお客さんは満足させられないと思われたらしい。

山岸さんの中ではラーメンは“大衆食”で、安くて美味しくてお腹がいっぱいになるというのが基本という考え。二代目の飯野さんも「量も味のうち。お腹いっぱい食べてもらうことでこちらも嬉しくなります」とおっしゃっていた。

確かに量は多いのだが、スルッとお腹に入ってしまうのが不思議。毎朝2階で打っている自家製麺は本当に美味しい。たくさん食べてほしいという愛の詰まった麺だ。

AbemaTV番組『メシテロ』の『井手隊長の歌うラーメン山手線』では、お店のレポートと『東池袋大勝軒の歌』も披露しているので、ぜひチェックしてみてほしい!

【番組アーカイブ】

東池袋大勝軒 本店

東京都豊島区南池袋2-42-8

03-3981-9360

スクリーンショットは『元祖つけ麺 東池袋大勝軒 オフィシャルサイト』より引用

http://www.tai-sho-ken.com/top.html

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(執筆者: 井手隊長) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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