さくらももこ先生のおくやみ記事に「天国できっと、友蔵さんと“のほほん”生活を」 →「エッセイ読んでから書け」と批判殺到
ガジェット通信 / 2018年9月4日 11時30分
9月3日夕方、『週刊女性PRIME』が「さくらももこさんが守り抜いた普通の生活、同級生との交流は “たまちゃん” だけ」という記事を掲載した。
さくらももこさんが守り抜いた普通の生活、同級生との交流は “たまちゃん” だけ(週刊女性PRIME)
http://www.jprime.jp/articles/-/13213
8月15日に乳がんのため亡くなった『ちびまる子ちゃん』の原作者・さくらももこ先生について、関係者への取材を交えながら生前の生活を紹介した同記事。その中のとある一文に、さくら先生のファンから批判が相次ぐ事態となっている。
記事の終盤、さくら先生が昨年6月に地元である静岡県清水区を訪れ、先祖代々のお墓がある寺に足を運んだことを伝えると、同記事は「天国できっと、友蔵さんと“のほほん”生活を送っているに違いない─。」と結んだ。
「友蔵さん」とはさくら先生の祖父で、『ちびまる子ちゃん』に登場する「さくら友蔵」のモデルとなった人物だ。作中ではまる子の良き理解者である好々爺として描かれているが、実際の性格が正反対であったことはファンの間では有名な話である。
エッセイ集『もものかんづめ』で祖父の葬式を書いた一編「メルヘン翁(おきな)」には、「祖父は全くろくでもないジジィであった。ズルくてイジワルで怠け者で、嫁イビリはするし、母も私も姉も散々な目に遭った。」という一節がある。また、さくら先生の姉は祖父の死に顔を見て笑いをこらえきれなかったという描写もあり、祖父を相当に嫌っていたことが分かる。
同記事が配信された『Yahoo!ニュース』のコメント欄には、
・アニメの友蔵は作者の理想のおじいちゃんで、実際は真逆のクソ爺だ経って知らんのかな?
・本物の友蔵さんはアニメとは真逆の人だったらしいから、のほほんとはしてないんじゃないかな。
・実際の友蔵さんは真逆な人だからのほほんとはいかないとおもう。むしろ嫌だと思うけど。
・この記事書いた人はさくらももこさんの本読んだことないんだね。
・この記事書いた人は、きちんとエッセイを読んでから書いた方が良かったと思う。
といったコメントが殺到している次第だ。
※画像は『Twitter』(@tweet_maruko)より引用
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