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現地リサーチ・モーションキャプチャー……アニメ製作会社「オレンジ」のこだわりとは? 『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』

ガジェット通信 / 2018年10月1日 16時0分

業界屈指の高い映像美を制作する CG アニメーション制作会社のオレンジによる世界基準の3DCG 長編アニメーション映画 プロジェクトとなる『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』が10月5日 (金)より公開となります。

オレンジは『エヴァンゲリオン新劇場版:破』や『攻殻機動隊 ARISE』などを手掛けてきた老舗のアニメーション制作会社。創業以来つねに新しい 技術や高みを目指してきた同社の井野元社長は「ディズニーのテクニックを取り入れたい」と話しており、本作では舞台となる東京の街を描くため、ディズニー作品でも行っている“現地リサーチ”を徹底して 行った。そうしてリアルな東京の街並みや風景が登場しています。

ディズニー作品では舞台となる場所に監督ら制作陣が実際に訪れ、徹底したリサーチを行うことが有名。例えば『アナと雪の女王』では北欧のノルウェー、『モアナと伝説の海』で はハワイやニュージーランドなど、『リメンバー・ミー』ではメキシコなどに訪れ現地の街並みや風景などを劇中でリアルに描いています。

井野元社長はそうした海外の制作スタイルを日々 研究しているそうで、「アニメ制作では海外作品を参考にすることは多いです。海外は日本のアニメーションの影響を受けている部分があるので、僕たちも海外作品のスタイルを取り入れています」と明かしています。そのため、本作の舞台となる“13年前に謎のチカラによって分断された東京”を描くため、実際に渋谷や六本木、四谷、恵比寿ガーデンプレイス、東京タワーなど、東京の名所に訪れ徹底的なリサーチを行ったそう。

井野元社長は「ロケハンで実際の場所を撮影に行き、その参考写真を基に描いているシーンがあります。東京の主要都市の精密なモデリングデータを基にして、アニメーション用にビジュアルを調整していきました。とくに本作では13年前に空と地上に分断された東京という不思議な世界観を表現できるように、ただリアルだけではないアニメーションならではの色合いやディテールを意識しました」と語り、かなりリアルかつアニメーションでしか表現できない東京の姿が描かれています。東京タワーや渋谷、六本木など、映画でしか見られない荒廃した風景は必見です。

さらに本作では大ヒット映画『アバタ―』や『スター・ウォーズ』シリーズなどでも行われている “モーションキャプチャ”の技術を使って、アニメだけど実写のような滑らかな人間の動きを表現。「オレンジ」には自社内にモーションキャプチャスタジオが存在。

井野元社長は「映画 『テッド』ではセス・マクファーレン監督がモーションキャプチャのスーツを着て、くまのテッドを演じていました。実は『テッド』と同じシステムを弊社も使っています。本作では役者さんの声を聞きながら、モーションキャプチャでリアルな動きを取り込み、キャラクターに落とし込んでいきました。そんなことをやるのはオレンジ だけかもしれません(笑)」と、アニメーション制作のこだわりをみせています。

圧倒的クオリティで描かれる、美しく躍動的なアニメーションはぜひ劇場で!

『モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ』

https://anime-movie.monster-strike.com

(C)XFLAG

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

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