手ぶら旅行が現実に?! 持ち主についてくる姿もかわいい自走式スーツケース『AirWheel SR5』
ガジェット通信 / 2018年10月23日 7時0分
旅行で欠かせないもののひとつと言えばスーツケースやキャリーバッグ。
もし旅行先で重いスーツケースをずっと運ばなくてもいいとしたら、とても便利じゃありませんか?
今回は、持ち主に勝手についてくる自走式スーツケース『AirWheel SR5』を紹介したいと思います。
![](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2018/10/IMG_2892-1.jpg)
『AirWheel SR5』はAirWheel社が開発した製品です。AirWheelは2013年に創立したベンチャー企業なのですが、もともとは電動自転車や車いす、セグウェイなどモーターに強い会社です。そこからロボットやAI関連にも開発を広げ、今回の“自走式スーツケース”に至ったのだとか。
本記事で紹介するものはまだプロトタイプなのですが、実物を見る機会が得られたのでその様子をお届けしたいと思います。
センサーだけの自動追尾からより確実なスマートリストバンドを採用
実は自走式のケースはAirWheel社のみならず、これまで他社でも開発されています。しかし走行や追尾が不安定だったり、コストがかさんだり、となかなか実用化に至らないのが実情でした。
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『AirWheel SR5』は当初、センサーのみで自動追尾を行っていたそうですが、持ち主への追尾をより確実にするため、腕時計のような形状のスマートリストバンドを採用しました。これによって、実用性がグンと上がったようです。
![](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2018/10/IMG_2896-3.jpg)
自動追尾だけでなく、障害物の検知機能も備えています。
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超広帯域無線(UWB)を用いて追尾を行う『SR5』、3m以上離れると知らせてくれる機能やUSBからの充電機能、スマートフォンでの操縦機能などいくつかの便利な機能も備えています。本体サイドにはなんとドリンクホルダーまで。
![](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2018/10/00006_18.jpg)
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開閉には指紋認証のほか、バッテリー切れでも使えるよう従来ケースのような物理鍵(TSAロック)での開閉にも対応。
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足元には通常のスーツケースのような車輪のほかに、モーターに直結した走行用の車輪が別途実装されています。
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駆動部やバッテリーはスリムにし内容量を大きめに確保
『AirWheel SR5』の内部は思いのほか広く、その容量は32リットル。2泊3日の旅行にも十分なスペースに加えて小物別のポケットも用意されています。
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プロトタイプでは汎用のリチウムイオンバッテリーで駆動していましたが、製品版ではよりスリムな形にカスタマイズされた17400mAのバッテリーが搭載される予定です。
20インチのケースサイズも62.6Whのバッテリー容量も、機内持ち込み規定を満たした大きさで設計されています。
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走りはなめらかに追尾 まるでスーツケース型のロボット
最高速度は6km/h。人の歩きにあわせて速度を調節してくれます。
フル充電での走行可能距離はおよそ10㎞~12㎞が可能とのことなので、長い時間でも自走してくれることが期待されます。
![](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2018/10/00006_40.jpg)
しかしながら大きな段差、急こう配のステップなどは苦手なので、そういった場所のフォローは必要かもしれません。
それでも空港内やデパートなどの移動はずいぶんと楽になりそうな『AirWheel SR5』、現在『GREEN FUNDING』にて支援募集中となっています。
支援価格は記事執筆時点で1セット62,800円から。
また、10月31日まで、東京都世田谷区にある二子玉川 蔦屋家電1Fネットワーキングフロアに展示コーナーを設置しており、実機を見ることができます。
旅行アイテムの未来がやってきてますよ。
『手ぶら旅行』を実現!! 最先端テクノロジーを搭載した、自動追尾スーツケース Airwheel SR5 | AFUストア
https://greenfunding.jp/afustore/projects/2503
![](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2018/10/sr5_06.jpg)
※一部画像はGREEN FUNDING『AirWheel SR5』ページより引用
※レビューにはプロトタイプが使用されています。製品版とは異なる可能性があります。
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