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[ネタバレ有] 『ごっつ』世代必見!今田×東野が語った『カリギュラ』最終回に“体を張る”理由

ガジェット通信 / 2018年11月23日 19時1分

『今田×東野のカリギュラ』シーズン2パート2(エピソード9~18話)が、2018年11月23日(金) に一挙配信開始となりました。

『カリギュラ』は“禁止されるほど試したくなる心理現象”に従い、現在の地上波では見られない企画ばかりを集めたAmazon Prime Videoのオリジナルコンテンツ(Amazon Prime Original)です。

かつての深夜番組やバラエティ、そして『ダウンタウンのごっつええ感じ』などが大好きだった人たちには刺さりまくる企画が目白押しとなっています。

今回は『カリギュラ』シーズン2の“最終回”にあたるエピソード18話の本番直前に、今田耕司さん東野幸治さんからお話を伺うことが出来ました。危険企画のリハーサルもしていない状態でのMC今田×東野は何を語るのでしょうか。

【注意】インタビューには本編内容のネタバレを含みますのでご注意ください。

※全体のレポート記事はこちら

[ネタバレ有] 好奇心がコンプライアンスに勝つ番組『今田×東野のカリギュラ』シーズン2“最終回”の収録現場に行ってきた!

https://getnews.jp/archives/2095568

▼▼ココから先、ネタバレを含みます▼▼

本番前の収録現場でインタビュー

『カリギュラ』シーズン2エピソード18話の収録現場は関東某所にある採石場。

エピソード18はズバリ『今田・東野 世界へ飛ぶ ~The phoenix to the world~』です。

パート1エピソード2話(配信中)で行われた『人間火の鳥コンテスト2018』は既にご覧になった方も多いと思います。

『人間火の鳥コンテスト2018』

バラエティを滅ぼすな! 芸能人たちが火の鳥となって空を舞う。かつてのバラエティの火種が消えぬよう…出場者は平成ノブシコブシ吉村、ドランクドラゴン鈴木拓、矢口真里、須藤凜々花、加藤紗里。彼らには「燃えなきゃならないワケがある」。ある者は過去との決別のために、ある者はバラエティの未来のために、ある者はリベンジのために…笑いの為なら命ぐらい懸けさせろ!芸能人の命を懸けたチャレンジ。そこには数々のハプニングが待ち受けていた!最後には、感動も…。なぜかわかんないけどマジで泣けてきます…審査員:山下真司、プリンセス天功、登坂淳一。

火に包まれたまま滑空をし、その美しさと飛距離を競うというこの企画、今回は今田×東野が己の体を張って挑みます。

本番では今田さんが炎に包まれた車を運転し、その車のボンネットから火だるま状態の東野さんが湖に向けて滑空をするという内容。

もちろん、この取材時点では本番収録前。リハーサルもしていない状態でのインタビューであり、取材する側も「火に包まれて飛ぶらしい」という事以外、まだ詳しい内容を知りません。いったいどんな内容になるのでしょうか……。

今田耕司、東野幸治 ノーカットインタビュー

眼下には湖が広がる足場の悪い現場には、番組内で見慣れたソファが置かれています。いつもはスタジオの中にあるMC席が荒涼とした採石場にあるので不思議な感じがします。収録準備を控えた制作スタッフの人たちが周囲を慌ただしく動いていました。

「どうもどうも。今日はよろしくお願いしますー!」

聞き覚えのある声とともに、今田さん、東野さんが登場。心なしか緊張した面持ちの二人です。

今田耕司さん:(深夜バラエティ『1or8』の花火企画で大やけどをした)ヒロミさんみたいになったら嫌やー……。あと『ごっつ』の“流しそうめん”思い出すわー。(※『ごっつええ感じ』の巨大料理企画のひとつ)

東野幸治さん:ありましたねー。

今田:「痛たたたたぁー」て、ひがしのり。

東野:ケガするの右手ばっかりなんですよ。

そんな話をしながら、二人はおなじみのソファに腰掛けました。

「吉村越え」をするために用意した

―― これから『火の鳥』のロケということなのですが、意気込みをお願いします

今田:僕ら生命保険にもサインしましたし。

(一同笑)

今田:今から練習するんで何とも言えないんですけど、火薬の量は今までやった30倍!(笑)

30倍やて。あと、車にも火つけるんで。

―― 車使うんですか

今田:(東野さんの体の)火は湖に入ると消えるんですけど、僕は車から自力で飛び出すって。今もうずーっとサニー千葉さんの事を本番に向けて考えてます。

―― アクション映画に挑むくらいの

今田:本当にその気持ちです。初めてのアクション映画みたいな。ドキドキです、まだ未知数ですね。

―― 東野さんいかがでしょうか

東野:シーズン2は「熊を狩ろう」ってことで動いてたんですけど、結果なんか、まぁ「ウソつき」って言われてももう結構です。ウソをついてました。

(一同笑)

東野:結局、カラス食べただけですから「こりゃいかん、なんかせんと」ってことで、急きょ『火の鳥』をやらせてくれ、と。

(※『人間火の鳥コンテスト2018』、平成ノブシコブシ吉村の見事なジャンプをふまえ)

今田:すごい、吉村が。これを超えたいですね。

東野:このままじゃ“Mr.カリギュラ”が吉村のものになってしまうから、なんとかそれを最終回で取り戻して、ハッピーエンドなシーズン2にしたいな、と思ってます。

―― これから臨むにあたり“吉村さん越え”をする秘訣みたいなものは?

今田:火薬です(笑)。

東野:火力ですよ。火力

今田:吉村は(滑空の)ポージングが結構キレイやったなと思います。

東野:まさに火の鳥になってましたから。手塚(治虫)先生がもしも生きてらっしゃったら、なにかコメントいただけるぐらいの火の鳥です。負けてられません、こっちは。

今田:『今田×東野のカリギュラ』ですから、スタッフの気合の入り方も正直違うと思います。

東野:これでね、変な火の鳥とかしたら帰りの一時間半の工程、スタッフに悪口言われるんじゃないですか。それだけは避けたいんで立派に飛んでみせます!

ハロウィンに浮かれる奴らに言いたい

―― 今日(収録日)10月31日ハロウィンということで都内が浮かれている中、ここで「やってやる!」って意気込みをすごく感じるんですが

東野:ありがとうございます!

今田:オレたちのハロウィンですよ!

―― そういう位置づけで?

今田:当たり前ですよ! 火の鳥誰がやってます? 渋谷の街中で。

東野:やってないでしょ。

今田:誰もやってないでしょ。

東野:俺ら気持ち的に言ったらココから渋谷に飛んでって、火の鳥でスクランブル交差点のところに行きますよ。そんで「軽トラ倒すなぁ!」言うて(笑)。

―― でもこっちの方が過激な

東野:もちろんそうですよ!

今田:だから「過激なことしたかったら場所をちゃんと選べ」っていうことですよ。それを僕はメッセージとして言いたい。

(一同笑)

―― これまで配信されたエピソード2、あえて選ぶとしたらどれを選びますか? 個人的には竹中直人さんの『自作自演やらせドッキリ』がすごく好きなのですが

東野:あー! ありがたいっすよね。竹中先輩来てくれたのが本当嬉しい。

今田:こういう役者さんでシリーズ出来たらまた楽しいなと思うんですよね。それこそもう『カリギュラ』の『自作自演(やらせドッキリ)』なら出るよ、っていうのをやってもらいたい。人のを見たら多分「自分ならこうやりたいな」ってあると思うんですよね。

東野:そうですよね。

今田:ムロツヨシさんとか出てもらいたい。

東野:北川景子さんとかね。「女優さんが考える“ドッキリ”ってどんななんやろ」って思いますね。可愛いやろなー、って(笑)。女優さん目線の可愛いドッキリみたいなのも見てみたい。素敵な男の人が来る、とかあるんですかね(笑)。

今田:変な現場とかになってくるのかな、やっぱ女優さんとかやと。竹中さんもそうやったけど。

―― そんなに現場の空気が異質だったんですか?

今田:やっぱ、画が。当たり前みたいに後輩の芸人がぱーっと出てんのと、竹中さんが急に画角に入るとやっぱ違いますよね。もう色んな意味でも新鮮ですよね。やってる企画ももう一つ新鮮になるし。

カラダ張ったらベテランは若手に絶対勝てない。だからこそ……

―― これまでいろんな過激な配信がありました。お二人の身近でも色々反応があったとシーズン2配信前にも伺いました。シーズン2の配信後、周りで反応などありましたか?

今田:シーズン2配信がきっかけで、また「シーズン1から見ている」って女性も多くて。僕の『自作自演ドッキリ』、あれも不評ですね!

※今田自身が考案した「自分にかけるドッキリ」の内容が、なかなかの下ネタ

(一同笑)

東野:下ネタがダメなんですかね、女性が。

今田:(笑) ホンマにショックやったみたいで。(今の地上波での僕の)イメージが違い過ぎて。僕らは(今田・東野で)若い時から一緒なんで、お互いはびっくりはしないんですけど、今の僕しか知らん人とか見るとかなりショックやったみたいです。

―― 『ドキュメンタル』も若手が過激になってきていました。今回は火薬の量もふやし、若手を超えていくという意気込みですか?

東野:そうです。だから立派な“最後”を迎えたいんですけど。(取材の人たちも)証人になっていただいて。……これ、インタビュー終わって帰るわけじゃないでしょ?

―― もちろん観ていきます(笑)

東野:これで帰ったらホンマどつきますよ!

(一同笑)

今田:追いかけていって!

東野:追いかけていって!(後ろから)こう!

―― 「いい取材だったー」なんて言いながら

東野:高速入ったらホンマどつきますよ!(笑) ちゃんと観てってください。

今田:我々もやってきましたけど、若手っていうのはやっぱカラダ張ってね。体張って先輩超えを目指すわけじゃないですか。我々ベテランっていうのは、絶対カラダ張ったら勝てないんです。財力火薬ポジション、こういうもので若手では撮れない画を撮っていく、っていうのがベテランの戦い方やと思うんで。それにふさわしいものができるのではないかと。期待してます、本当に。これは一発勝負なんで。

東野:はい。

身体が拒絶する怖さ

―― 収録前なので何が起こるのかもわからない

東野:そうですね。

今田:何が起こるのか本当わからないんで! 多分、リハーサルって言っても「ハイ、ここで爆破有ります」って口約束なんです。昭和の我々世代って本当に怖がりなんですよ。実はやらされてた事ばっかりなんで、(いざ本番で)自らやる時って自分の意思が勝ってしまうんです。実際の現場になった時に本当に……爆破した時にハンドル切ってしまう、とか(笑)。予期せず。

東野:最低でも(僕が飛んで)湖に入らんと。湖の手前のところでシャーって火、消されて(笑)。それで終わったら、ホンマに……(笑)。

今田:あの辺の(セットの)照明なぎ倒して走るとかね。勝手にハンドル切ってもうてとか。

東野:いやいやそれはダメや、ホンマ。

今田:そんな風にありとあらゆるアクシデントも想定してやりますけど。そうならないようにどうしよう、みたいな。ホンマに何年振りかなんで、いざ爆破されたときに(当初の計画通りに)身体が任務を遂行できるのかなっていう。それすらわかんないです。

東野:僕、上を舞ってるだけですから。今田さんが左曲がってったら「あれ、おかしいな」みたいな(笑)。そこは任してるんで。あとは(湖のフチ)ギリギリまで行っていただいたら飛ぶだけです。飛ぶだけですけど燃えてますから(笑)。 急いで飛ばなダメですし。

今田:体が縮こまって。言うたらイメージは吉村みたいに跳ね上がるっていうのはあるんですけど。

東野:イメージですけど。

今田:ベテラン、ビビりっていうのがあって、そのまま(ポージングせず)落下、っていうのは僕は有るとにらんでるんですけど。

東野:(笑)

今田:見たら(手が全然)開いてないとか。「怖い!」っていう(縮こまっている感じの)方になってたりとか。

東野:あとは編集次第ですね(笑)。 縮こまって「シュポッ」って火が水で消えて、で、多分「ドン!」(暗転)って終わると。

(一同笑)

今田:かなり画はすごいことになりそうな感じはしますね。この間の30倍ですから。爆破する特効(特殊効果)さんも気合入ってます。「思いっきり見せるぞ」と。

狩りの収録を経た東野にある「変化」が

―― 楽しみにしています。これまでも東野さん狩りシリーズに挑戦されてきたかと思うんですけど、今田さんから見て、狩りシリーズ後の東野さんに変化とかありますか? 芸人として、人間として

※狩りシリーズ:『東野、鹿を狩る』『東野、猪を狩る』『東野、カラスを食う』など野生動物を狩る企画

東野:そんなの無いでしょ(笑)。おかしいでしょ、変化有ったら(笑)。

今田:でもそれはありました。如実に。この間、寿司一緒に食べに行ったんですけど

東野:はいはいはい。

今田:今まで聞いたことも無い「これはスダチの方が合いますねぇ」って一言聞いた時に、僕はもうホンマに感無量でしたね。

東野:それ狩りのおかげなんすか?(笑)

今田:やっぱそれは生き物を、魚という生き物を……。

東野:いやいや、スダチの話しでしょ(笑)。スダチの話しですよ。

今田:スダチかけてちょっと塩を付けたときに、「これスダチ合いますね」って言うた時に、生き物を最高の状態で食らうっていう事に対してのリスペクトやと思ったんで。これ、狩りする前は「一緒でしょー」とか「何でもいいんじゃないんですか」って言うてたが。

東野:「十分でしょ」って。

今田:(寿司屋の)大将の説明を聞くようになりました。前は大将の説明とか嫌いやったんですよ。

東野:「焼き方がどう」とか。

今田:「これはこうして……」(という大将の説明に)「あー、やります、こっちでやります」とかカブすように言うてたんですよ。それがもう話をちゃんと聞く。これは生き物の命を奪ってきた人間にしか……。まあ、普通の大人は(説明)聞くんですけど(笑)。

東野:普通の食事のマナーの話しじゃないですか(笑)。

今田:これは変化よ。大きな変化だと思います。ひがしのりにとっては。

―― 東野さんに取ってはその自覚とかは

東野:何の自覚ですか? スダチをかけるようになった自覚ですか?

(一同笑)

東野:狩りはシーズン2で最後、本当行きたかったんですけど、――多分、スタッフがアホやと思うんですけど、熊ってやっぱ北の方じゃないですか。撮影も言うたら夏過ぎ、秋から冬にかけてね、収録していく上で、……熊って冬眠すること、多分スタッフわかってないから(笑)、「冬眠してますねえ」って。

僕はスタッフに「熊、いつ行けるの? いつでも行けますよー。スケジュール空いたらいつでも行けますよー」っていうたら「冬眠してるんですよねー」って(笑)。「えーっ」ってなって。熊に対する知識がちょっとなかったみたいで。

熊を狩るのを楽しみにしている皆さんには申し訳ないという気持ちでいっぱいなんで、是非是非、そういう意味では『カリギュラ』シーズン3に向けて、できるならば熊行きたいので、そのためのシーズン2最後、火の鳥になって、―― 謝罪も込めて火の鳥になってシーズン2の幕は閉じたいなと。で、熊の方に。

(記者に向かって)ね、一緒に行きましょうよ、熊(笑)。 あなたの書く文章も変わってきますよ! 血なまぐさいものになってきますよ

(一同笑)

久しぶりの爆破、ストレスで体に異変も

―― 先ほど体張るの久しぶりだ、とおっしゃってましたがどれくらいぶりですか? 『ダウンタウンのごっつええ感じ』以来とか?

東野:そうですね、17~18年ぶり?くらいですかね。

今田:爆破も僕、昔一回、採石場でオープニングシーンを松本さんと撮った『わらいのじかん』(1999-2000年)、あの時の爆破以来ですよ。本当に。めちゃくちゃ怖かった!「走ってください」言われて。「爆破の中、走るの?」って。

東野:確かに最近、爆破って無いですよね。『笑ってはいけない』のエンディングぐらいですよね。今、爆破やってるのって。

※『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで 笑ってはいけない○○』シリーズ

今田:アレも大晦日の花火とごちゃごちゃにうやむやにしてやってるような。

東野:あとテレ朝の『戦うお正月』くらいですか、出川さんと濱口君が。あれももうやってないですかね。そんなぐらいですよね、今、もう爆破って。

今田:確かに。爆破のありがたみも僕ら当時はわかんなかったんで。今思うと、僕も『西部警察』とか見ながら――昔は当たり前のように観てましたけど、今観たほうが胸に来るもんがありますね。「こんなすごかったんか、やばいな」っていう。

東野:『お笑いウルトラクイズ』とか、いろいろやってましたよね。今、Amazon(Prime Original作品)のおかげで“特効バブル”なんすね。特効さんの特需が来てる。良いお正月迎えてほしいですよね。「今年ええ一年やったなー」って(笑)。

今田:あの工場も見たしなあ。爆破工場みたいなのが山奥にありますからね、火薬厳禁の。

※『カリギュラ』シーズン2-5『特効野郎Aチーム』で特殊効果専門チームへの潜入が行われた

東野:特需というか羽振りの良さを受けて、若い人も入ってきてほしいしね。「我もやりたい」って方に来てほしいなと。

―― 今回の企画ってオファー受けたのはいつくらいだったんですか?

今田:オファーって言うか、「やりたい」って最初に言ってたもん。

―― スタジオで言ってたあの時からずっと!?

東野:これちょっとやりましょうよ! みたいな。

今田:なんか火つきました(笑)。 ひがしのりが「やりたい!」って言うのも久しぶり。結構受け身なんで、我々は。

―― 収録が決まってから、「やっとコレが出来るぞ」って気持ち、「やらなきゃいけないのかぁ」って気持ちとで、過ごす時間が変わってくると思うんですけどいかがでしたか?

東野:(笑)

今田:まぁ、ヘルペス出来てますからね(笑)。

東野:ヘルペス出来て、オープニング喋ったらヘルペス切れる、っていう幸先の悪いスタートが始まったんですけど。はい。

今田:それ位ストレス抱えて挑んでるってことですからね。

東野:今日、顔に火が付けへんやつ(防火剤のジェル)塗るみたいですよ。引火しないやつ。

今田:そら、そやわ。

東野:それ考えたら、(花火で火傷事故に遭った)ヒロミさんすごいですよね。あんなん塗ってない感じで事故になったから。背中に花火1万本とかでしょ?

今田:炎が全部お尻と下半身に来たんですよ。

東野:んで、(ヒロミさんが)ロケバス乗って「あれ? ヤバいな、コレ」みたいな(笑)。

今田:俺も聞いた。そういう礎(いしずえ)もあっての進化してますから。

東野:そうですそうです。細心の注意を払って。言うたら、これをやることによって次の世代に『火の鳥』のバトンを渡すわけですから(笑)。

―― 今日のロケ、頑張ってください!

今田・東野:ありがとうございますー!!

「今できる面白さ」をひたすら追いかける二人

およそ20分のインタビューが終了し、両氏はリハーサルへと向かいました。

屋外にもかかわらず、笑顔と通る声でよどみなく語る二人でしたが、“張った”緊張感が皮膚を通して伝わってくるような時間でした。

インタビューの中でも出てきた過去のバラエティ番組は、新たな「面白さ」を追求し、継承し続けてきたものばかりでした。やりすぎだった部分も含めて。

しかしその「やりすぎ」の中にあった面白さのいくつかは、コンプライアンスの名のもとに失われてもいきました。『カリギュラ』はその失われた面白さを取り戻す番組なのだと気づかされます。

「若手では撮れない画を撮っていく」という今田さんの言葉がありましたが、彼らが体を張るのは「今だから面白い」「今できる面白さ」を追求し続けているという心境の現れだったと言えそうです。

同時にそれは、若手や過去の「面白さ」と戦い、引き継ぎたいということなのではないでしょうか。

数々の無茶な企画、現場を経てきたからこその二人がこのインタビューの後、どんな結果を出すのか―― 番組本編でも是非確認してみてください。

※現場の全レポート記事はこちらからどうぞ

[ネタバレ有] 好奇心がコンプライアンスに勝つ番組『今田×東野のカリギュラ』シーズン2“最終回”の収録現場に行ってきた!

https://getnews.jp/archives/2095568

■Amazon.co.jp: 今田×東野のカリギュラ | Prime Video

https://www.amazon.co.jp/caligula

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