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白石和彌&斎藤工のタッグで名作に挑む『麻雀放浪記2020』表現の過剰さを理由に急遽映画祭出品が取りやめ

ガジェット通信 / 2018年12月8日 17時0分

2019年4月5日(金)に全国公開となる『麻雀放浪記2020』。不朽の名作として、今なお読み継がれている阿佐田哲也の250万部を超えるベストセラー小説「麻雀放浪記」が、和田誠監督の映画化以来35年ぶりに再び映画化されます。

主演は、映画版『麻雀放浪記』を生涯ベストの1つと公言している斎藤工さん。斎藤さんは10年の歳月をかけて映画化を熱望し、ついに念願がかなって実現。1945年から2020年へとタイムスリップしたギャンブラー”坊や哲”を熱演します。そして、メガホンをとるのは、今期賞レースを独占している『孤狼の血』(18)の、”いま日本映画で一番攻める作品を撮る”と言われる日本映画界のトップランナー、白石和彌監督。原作は、1945年の戦後を舞台にしたアウトローたちの青春期であり、その時代の空気や風俗も余すところなく活写。しかし、本作ではこの原作を原案とし、そのスピリットを受け継ぎながら、設定もキャラクターも大胆にアレンジ。原案を敬愛し続けた製作陣が挑む、スーパーリブート作品がついに誕生します。

そんな、『麻雀放浪記2020』が本日開幕のマカオ国際映画祭にまさかの出品中止! ギャンブラーの聖地であるマカオでのキックオフがふさわしいという理由から、第3回マカオ国際映画祭でのワールドプレミアを行う予定が、「上映が出来ない」ということで出品は無しに。しかも、唯一の日本映画の出品作品として、マカオ映画祭から出品要請があり、調整していた矢先の出来事だったそう。

映画祭側の公式な見解は「セックス&バイオレンスによる表現の過剰さ、そして設定となっている世界大戦が起きて東京オリンピック2020が中止になったというシニカルな背景設定など、その過激で反逆的なシーンが多い、との理由により急遽出品が中止という判断が映画祭側から成されました」とのこと。

果たしてどれほどの過激なシーンがあって、時事ネタとして危険視される舞台設定と時代設定が2020年という未来に表現されてしまっているのか? そしてマカオ国際映画祭になぜ出品できなくなってしまったのか? その全貌が観られる日が、白石監督や斎藤さん、関係者の皆さんにはちょっぴり申し訳ないけど楽しみです。

『麻雀放浪記2020』

主人公・坊や哲がいるのは、2020年の”未来”。なぜ?人口は減少し、労働はAI(人口知能)に取って代わられ、街には失業者と老人があふれている……。そしてそこは”東京オリンピック”が中止となった未来だった……嘘か?真か!? 1945年の”戦後”からやってきたという坊や哲が見る、驚愕の世界。その時、思わぬ状況で立ちはだかるゲーム”麻雀”での死闘とは!?

企画:アスミック・エース/制作:シネバザール/配給:東映

原案:阿佐田哲也「麻雀放浪記」(文春文庫・刊)

キャスト:斎藤工 もも(チャラン・ポ・ランタン) ベッキー / 竹中直人

監督:白石和彌

(C)2019「麻雀放浪記2020」製作委員会

―― 面白い未来、探求メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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