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インスタ映えの誘惑に負けたロシアの司祭がブランドバッグを見せびらかして炎上

ガジェット通信 / 2018年12月18日 22時30分

虚栄心や金銭欲を忌むべきものと説く聖職者も“インスタ映え”したい誘惑にはかなわなかった?

高級ブランドのバッグや靴を『Instagram』で見せびらかしていたとして、ロシア正教会の司祭のアカウントが“炎上”し、多くの苦情が寄せられたことを受けて教会の懲罰委員会が調査に乗り出したということだ。

渦中の人物は、モスクワ北西にあるトヴェリ教区で司祭を務めるヴィヤチェラス・バスカコフ氏。どういうわけか彼は『Instagram』でグッチの靴やルイ・ヴィトンのバッグを身に付けた写真を公開していたのだが、案の定、ロシアの大手掲示板『Pikabu』ユーザーの目に留まってしまい、批判にさらされることに。

正教会の報道官は「懲罰委員会が調査し、彼に正気を取り戻させる。そのような下品で慎みのない生活は教会の聖職者にあってはならないことだ」と述べたという。

ロシア正教会では2012年にも、モスクワ総主教キリル1世が、当時のメドベージェフ大統領から贈られたという300万円以上もするブレゲの腕時計を身に付けていたことで非難され、さらに悪いことに、その時計を身に付けている画像を公式サイトから消そうと教会が偽装工作を行った疑いがあるとして炎上したことがある。その時の教会の声明は「反ロシア勢力からの攻撃を受けている」というものだった。また、総主教は2012年の大統領選挙前に、プーチン候補を「神の奇跡」と呼び公然と支持を表明していた。ロシアの政治と宗教と金の問題はなかなか根深いものがあるようだ。

画像とソース引用:『themoscowtimes.com』及び『pikabu.ru』より

https://themoscowtimes.com/news/russian-priest-investigated-after-flaunting-gucci-lifestyle-instagram-63763

https://pikabu.ru/story/dukhovenstvo_kotoroe_myi_zasluzhili_6333908

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