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その大陸的な発想は嫌いじゃない 中国の世界遺産にそびえたつ巨大な屋外エレベーター

ガジェット通信 / 2019年1月18日 9時0分

中国の湖南省張家界市にある世界遺産の武陵源。“中国のグランドキャニオン”とも呼ばれているように、緑が生い茂るグランドキャニオンとでも言えそうな壮大な風景が広がる地です。映画『アバター』のモデルにもなった場所なので、観光で訪れたことがある人も多いのでは。

Bailong Elevator: The Highest Outdoor Elevator in The World张家界百龙电梯 (YouTube)

https://youtu.be/ENV6I4eY0-c

壮大な風景以外の見所が、2002年に完成したガラス製の“百竜観光エレベーター(百龍観光電梯)”です。高さ326mにも及ぶこのエレベーターは、世界で最も高い屋外エレベーターとしてギネスにも認定されています。森ビルが2020年に完成を予定している虎ノ門の高層ビルが日本一の高さになると言われていますが、その高さが330メートルです。いやはやなんとも、“ザ・大陸”といったスケール感ですね。

このエレベーター、大自然の中にそびえたつ人口建造物ということで、周囲の自然環境に及ぼす影響を巡り、たびたび議論の的になっているようです。

「歩いて登ると何時間もかかるし、観光客多いし、面倒だから一気に上まであがれるエレベーター作っちゃえばいいじゃん」、「そうだね、作っちゃおう」という会話があったかどうかは不明ですが、環境問題は別として、こういったいかにも大陸的な発想は嫌いではないですよ。そういえば高層ビルに人口の滝を作ってしまったのも中国という国でしたね。

政治的にはぶつかることの多い米中ですが、「アメリカ人と中国人は意外にウマが合う」と言われるのは、どちらもスケール感のある大陸的な発想で物事を見ているからかもしれません。

※画像:『YouTube』より引用

https://www.youtube.com/watch?v=ENV6I4eY0-c

※ソース:

https://en.wikipedia.org/wiki/Bailong_Elevator

http://www.guinnessworldrecords.com/news/2015/7/breathtaking-cliff-face-elevator-in-china-recognised-as-worlds-tallest-outdoor-l-387951

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