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2か月間ベッドに寝ているだけで200万円もらえる夢のようなお仕事が募集中!

ガジェット通信 / 2019年4月1日 14時0分

60日間、ただベッドに寝転がって映画を見たり本を読んだりしているだけで200万円ももらえる、夢のような仕事の求人が出ているぞ。

募集しているのはNASA(米航空宇宙局)とESA(欧州宇宙機関)。宇宙ステーションで生活する宇宙飛行士や、近い将来行われる火星への有人飛行ミッションを支援するために、人工重力が人体にどのような影響を与えるのかを調べるための実験に協力してくれるボランティアを募集しているのだ。被験者がやることは本当にベッドに横たわっているだけ。ただ、“ちょっとだけ”研究に協力しなければならない。

短期間でガッポリ稼げて宇宙開発にも貢献できるとくれば、参加しない理由はない。今回の応募は5月24日に締め切られ、9月からテストが始まるとのこと。以下の応募条件と仕事内容を読んで、さっそく応募だ!

・募集しているのは22才から55才の心身共に健康な男女12名ずつ計24名

・実験施設はドイツのケルンにあるのでドイツ語が話せる人

・実験期間は合計89日間。60日間の実験期間と、その前後に29日間の順応・回復期間を設ける

・被験者は6度の傾斜のあるベッドに頭を低くした状態で横たわり、どちらかの肩が常にベッドに着いた姿勢を保たなければならない

・この姿勢は宇宙空間の微小重力環境に似た影響を及ぼすと予想され、四肢への血流が減るためにしびれや筋肉の消耗を起こす可能性がある

・被験者は24時間モニタリングされ、頻繁に血液検査が行われる

・食事やトイレはすべてベッドに横たわった状態で行わなければならない

・テレビを見たり本を読んだりする娯楽は与えられる

・最大30時間、毎分30回転する遠心分離機で人工重力環境の試験を断続的に行う

・この遠心分離機が人体に及ぼす影響は未知数である

硬いベッドレストに固定された状態で、こんな感じでグルングルンとぶん回されるらしい。吐き気を催すのは当たり前、下手すると発狂するまでありそうだ。現在、3月25日から始まった第1弾の実験に24名が参加しているという。ちなみに、日本のJAXAでも過去に似たような研究を行っていた。

JAXA|NASDA・ESA・CNESの国際共同ベッドレスト研究の結果について(中間報告)

http://www.jaxa.jp/press/nasda/2003/bedrest_20030115_j.html

「25名中6名に尿路結石を認めた」……ヒエッ……。

画像とソース引用:ESAニュースリリースより

http://www.esa.int/spaceinimages/Images/2019/03/In_a_spin[リンク]

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(執筆者: ろくす) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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