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WORLD ORDER新曲はLGBTをフィーチャー 「僕らはひとつ」は2020年の東京にピッタリだと推す声も

ガジェット通信 / 2019年4月20日 22時45分

ダンスパフォーマングループ・WORLD ORDERが新曲MVをリリース。しばらく続いていた政治色強めの曲から一転して、今作は南国フィリピン・セブ島を舞台に、須藤元気氏の哲学でもある『WE ARE ALL ONE』(僕らはひとつ)を現地の人たちと一緒に底抜けに明るく踊る。めったに見られないメンバーの陽気な笑顔は必見だ。

動画:WORLD ORDER “WE ARE ALL ONE”(YouTube)

https://www.youtube.com/watch?v=mdYuf7s7KJQ

今回のロケ地は世界的リゾート地として知られるフィリピンのセブ島。延べ1000人以上の現地エキストラが出演し、ちょっとしたストーリーの中にメッセージ性を込めたMVになっている。

風光明媚なこの島に似つかわしくない悪の5人組が登場。過酷なノルマの課せられた奴隷労働の現場を監督しているようだ。まるでパロディーのような搾取の現場だが、これは過去のことでも遠い世界で起きていることでもない。自分の成功のために他人を蹴落とし無自覚のうちに虐げてはいないか。このような理不尽な構造は自分たちの社会の写し絵でもある。この問題に無関心のままでいいのか、と歌詞は訴えかける。先日、「自分が勝ち抜くことだけを目指すな」と訴えた上野千鶴子さんの東大入学式の祝辞にも通じる、非常にタイムリーなテーマだ。

上野公園でお花見中だったWORLD ORDERの5人のもとに「助けて」とメッセージが届く。ズボンを上げてチャックを閉め直したら、飛行機とジプニーとボートを乗り継いでセブ島へ。これまでにないお茶目な動きが多く取り入れられている。

そして悪の5人とのダンスバトルへ。なかなか勝負がつかない中、WORLD ORDERの5人が力を合わせて繰り出したのは最終奥義の“Tポーズ”。神々しさにひれ伏しおとなしくなった悪の5人をハグしたら、何かに目覚めたのか“ビーナス”に変身!?

背後にLGBTのシンボルであるレインボーフラッグ(少し色が足りないけど)が翻るプールで、笑顔になった全員で“ワカメダンス”を踊る。みんなが内なる男性性・女性性を意識することで世界はもっと優しくなれるのではないか、というメッセージだ。ここでの出演者は全員、須藤元気氏が校長に就任したオンライン英会話教室『QQ English』の先生たち。悪の5人も含め、全員ノリノリで役をこなしてくれたそうだ。

※すべて筆者の個人的解釈です。

画像とソース引用:『YouTube』及び『セブポット』より

https://www.cebupot.com/columns/recommended/worldorder/

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