1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

KLMオランダ航空の次世代航空機『Flying-V』

ガジェット通信 / 2019年6月7日 14時0分

6月2日、KLMオランダ航空とデルフト工科大学(TU Delft)は、次世代航空機『Flying-V』の開発における相互協力協定に調印しました。

FlyingV Teaser(YouTube)

https://youtu.be/7DmhQMvJ2aY

全長55メートル、翼幅65メートル、高さ17メートル、定員314名の『Flying-V』は、空気抵抗を減らすためのV字型という独特な形状と、機体の軽量化により、エアバスA350-900型機との比較において、20%少ない燃料消費を実現しています。独特のデザインではあるものの、サイズ的には世界中の空港の滑走路、搭乗ゲート、格納庫をそのまま利用できるとのことです。

現時点の『Flying-V』は、最大で灯油140万リットルの燃料を積んで、燃料効率が最も良いターボファンエンジンで推進力を得るように設計されています。KLMオランダ航空によれば、『Flying-V』開発の最大の目的は、「2030年末までにオランダの航空業界全体の二酸化炭素排出量を35%削減すること」だそうです。

Flying V, Presentation at TU Berlin (VIMEO)

https://vimeo.com/119263145

『Flying-V』は、ドイツのベルリン工科大学(TU Berlin)の博士課程に籍を置くJustus Benad氏のコンセプトに基づくものです。当初の形状は上記動画のようなものとなっていました。

今年10月に開催されるKLMオランダ航空の創業100周年記念イベントで、『Flying-V』の縮尺模型及び実物大インテリアが公開予定となっています。

※画像とソース:

https://www.tudelft.nl/en/2019/tu-delft/klm-and-tu-delft-join-forces-to-make-aviation-more-sustainable/

https://www.tudelft.nl/en/ae/flying-v/

(C)Edwin Wallet, Studio OSO

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』

(執筆者: 6PAC) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください