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これはおもちゃか文房具か!? 液状のり『アラビックヤマト』の“気泡を割る遊び”に特化した専用モデルがクラウドファンディング開始

ガジェット通信 / 2019年7月1日 11時0分

白血病患者の骨髄移植に用いられる造血幹細胞の培養に“液体のり”が利用できる可能性がある、という東京大学を中心とした研究チームの発表が、『アラビックヤマト』を図示して報じられたのは記憶に新しいのではないでしょうか。そんな『アラビックヤマト』を、文房具ではなく“おもちゃ”として提供するプロジェクトがクラウドファンディングサービス『きびだんご』で公開されました。

大ヒットおもちゃ『∞プチプチ』の生みの親であるウサギの高橋晋平氏は、『やみつき感触トイ 気泡わり専用アラビックヤマト』のクラウドファンディングを8月28日(水)まで実施。「トイ」と言われても、見た目は“液体のり”そのままなんですが……。

通常の『アラビックヤマト』と並べてみると、おもちゃの方は若干、のりの量が少ないようです。液体のりの成分はどちらも同じもの。通常版がラベルに「液状のり」と書いてあるのに対して、おもちゃ版は「気泡わり」と書かれています。気泡わり……?

“気泡わり”とは、『アラビックヤマト』の容器の底面を上に向けるように徐々に傾けなから、軸を中心に回転させることで、容器内の気泡が2つに割れることを遊びとしたもの。ひとつの気泡がねじることでくびれていき、真っ二つにねじ切れる様子には爽快感があり、病みつきになります。

イメージがわかない、という方は動画をご覧ください。

気泡わり専用アラビックヤマト【クラウドファンディング | Kibidango(きびだんご)】快感ASMR(YouTube)

https://youtu.be/z_otmEzmefs

動画を見て「これのことか!」と思った読者もいるのでは。誰もが一度は手にしたことがあり、さらに手持無沙汰なときにいじくりまわして遊んでいた『アラビックヤマト』が、正式な“おもちゃ”として遊べるのです。

おもちゃ版『アラビックヤマト』のラベルには目盛がついていて、目盛の中心に割れた気泡の境目があると、2つの気泡の体積が1:1になるそうです。この状態を目指して割るのが上級者の遊び。

最適な難易度になる液体のりの量、割れたら1:1になる目盛の位置決めなど、開発チームは試行錯誤と積分による体積計算、3DCADによるシミュレーションなどを経て仕様を決定。なんてバ……いや、アツいプロジェクトなんでしょうか。もちろん、このプロジェクトは『アラビックヤマト』のメーカーであるヤマトの許諾と協力を得て開発されたもの。

高橋さんは小学校のときに心臓疾患で運動部に入れず、1人で3年間、『アラビックヤマト』の気泡わりに没頭した時期があったとのこと。10月には『アラビックヤマトの気泡で遊んだ人サミット&気泡わりチャンピオン大会』を開催、気泡わりをして遊んでいた人たちが集まる機会を設けます。イベント参加は『きびだんご』の支援特典としても用意されているので、気泡わりで遊んでいたという方は参加してみてはいかがでしょうか。

アラビックヤマトでついついやってしまう、あの懐かしい手遊びをおもちゃ化したい!(By 株式会社ウサギ 高橋晋平(おもちゃクリエーター)) – クラウドファンディング | Kibidango【きびだんご】

https://kibidango.com/965

―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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