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自分の目で見たものさえも信用出来ない時代です ワシントンポスト紙のフェイク動画ガイド

ガジェット通信 / 2019年7月1日 13時30分

物事には必ずといっていいほど、正と負の両面があるものです。テクノロジーの発展もまた然り。技術が進歩するのはいいことばかりではありません。AIが進歩したことで登場したのが、”ディープラーニング(深層学習)”と”フェイク(偽物)”の造語である、”ディープフェイク(deepfake)”という技術で生み出されたフェイク動画です。「百聞は一見にしかず」ではありませんが、人間は自分の目で見たものは疑いなく信じてしまう傾向が強いので、精巧に作られたフェイク動画を見破るのはなかなかハードルが高かったりします。

この動画がフェイクだと一発でわかった人? 疑うことから始める必要があるよね

https://getnews.jp/archives/2169527

有名どころのフェイク動画と言えば、FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏のニュース映像が知られています。

https://twitter.com/CBSNews/status/910952783314112513

オリジナルのニュース映像。2017年の映像です。

https://www.instagram.com/p/ByaVigGFP2U/

こちらが前述のニュース映像を使ったフェイク動画です。話している内容や声を聞くと、偽物? という疑問も湧くのですが、一見しただけではフェイクだと見破るのは難しいですよね。

こうした時代背景を反映してか、ワシントン・ポスト紙が「自分の目で見ても信用出来るということではない 操作された動画のファクトチェックをする人のガイド」という記事を掲載しました。この記事の最後にあるフォームから動画のリンクを送ると、フェイク動画かどうかを判別してくれるそうです。

SEEING ISN’T BELIEVING The Fact Checker’s guide to manipulated video

https://www.washingtonpost.com/graphics/2019/politics/fact-checker/manipulated-video-guide/?noredirect=on&utm_term=.e44d46c42940[リンク]

この記事によれば、フェイク動画には、文脈が欠落したものや無視したもの、不正に編集したもの、悪意を持って意図的に変更されたものの3タイプがあるといいます。さらにこの3タイプは、それぞれ2つずつのサブカテゴリーに分類されるとのこと。アメリカの大学などで、ジャーナリズムの専門知識を学んだことがない人には、小難しい話になるので割愛しますが、なんか怪しいなと思った動画があれば、このページを活用してみてはいかがでしょうか?

※画像とソース:

https://www.washingtonpost.com/graphics/2019/politics/fact-checker/manipulated-video-guide/?noredirect=on&utm_term=.e44d46c42940

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